国連システムに関心を持つ研究者や実務家、政策立案者が集まる学術ネットワークであるACUNS(Academic Council on the United Nations System)は、様々な国際協力の課題を議論する場です。2026年の年次大会では、「Multilateralism under Challenge and the Future of the Pact」がテーマとなり、持続可能な開発や平和、安全保障などについての討議が行われました。
Pact for the Futureにおける教育の重要性
国連では2024年に「Pact for the Future」が採択され、持続可能な開発や人権の順守が強調されています。しかし、国際会議で出された理念が地域社会や教育現場、特に子どもたちの日常にどのように浸透するかは重要な課題です。そこで、なかよし学園は「宣言と実装の距離」を縮めるための実践モデルとして「CoRe Loop」を紹介しました。これは、日本の教室で生まれた学びを世界の教育現場に届け、それを再び日本の教室に返す「世界とつながる学び」を実現するものです。
CoRe Loopモデルの内容
発表の中で、中村雄一代表は「Cultivating Grassroots Multilateralism through Education—The CoRe Loop Model as a Research–Policy Tool」と題し、次の問いを提起しました。