射出成形品質を実現する新型3Dプリンター「R1/R1 MAX」
APPLE TREE株式会社は、大阪市に本社を置く企業で、産業用3Dプリンターの新たなラインアップとして「R1/R1 MAX」を発表しました。この製品は、射出成形品質を再現できることが特徴で、高精度・高品質な造形が求められる業界での利用が期待されています。
1. 高い表面品質と精度
「R1/R1 MAX」は独自技術「Photon Reaction System(PReS)」を搭載しており、Ra5µmの滑らかな表面品質を誇ります。また、造形の精度も±65µmという高精度で、外観部品や精密パーツの製造に最適です。この技術により、射出成形に迫る品質を実現しており、試作から製品造形まで、幅広い応用が可能です。
2. 安定した造形を可能にする構造
さらに、「R1/R1 MAX」は四軸ガントリ構造を採用しており、造形中の振動を抑制します。20以上の高感度センサーが温度、押出量、動作状態をリアルタイムで補正し、高速造形や大型モデルでも安定した造形品質を維持します。これにより、特に複雑な造形が求められる場面でも安心して利用することができます。
3. 24時間365日稼働も可能
このプリンターは、堅牢な設計と精密な制御機構を備えており、長時間の連続稼働にも耐えることができます。これにより、試作から少量・多品種の生産まで無駄な休止時間を削減し、効率的な運用が実現します。
4. 高い生産一貫性
「R1/R1 MAX」は、PReSとその構造の組み合わせにより、造形品質のばらつきを最小限に抑えることができます。これにより、試作から小中量生産に至るまで、同等の品質を維持することが可能であり、高い生産一貫性を確保します。
5. 税制優遇措置の活用で導入しやすく
加えて、本製品は中小企業経営強化税制(A類型)の優遇措置にも対応しています。この税制優遇を利用することで、デジタル機器の購入にかかる金額の負担を軽減することができ、中小企業にとっても導入しやすい環境が整っています。
会社情報
APPLE TREE株式会社は、2012年に設立され、3Dプリンターやスキャナーの販売・保守を行う企業です。また、3D関連ソフトウェアや3Dプリントシューズなど、幅広いサービスを展開し、多様なニーズに応えています。この新型3Dプリンター「R1/R1 MAX」も、同社の新たな挑戦の一環として位置付けられており、今後の展開が注目されます。
詳細情報や見積もりの依頼については、APPLE TREE公式サイトをご覧ください。