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熊本の新たな取り組み、アドレット®ADが航空機に登場

2022年10月17日、熊本県に本社を置くフラッグス株式会社が、同社が開発したアドレット®ADを航空機の機内トイレに導入したことを発表しました。この新しい広告媒体は、「九州・沖縄の翼」ソラシドエアが運航する全14機にて採用され、機内の禁煙啓発を促すと共に消臭、抗菌、抗ウイルス機能を提供します。

アドレット®ADは、特殊な消石灰を塗布したシートにデザインが印刷された広告シール紙で、元はトイレ用シート「アドレット®」として知られていました。この商品を航空機という新たなフィールドに展開することで、より多くの人々に安全で快適な空の旅を享受してもらうとともに、禁煙の重要性を伝える狙いがあります。

フラッグスは、一社団法人DMOやつしろと連携し、地域密着の活動を行ってきました。この取り組みの中で、地元エアラインであるソラシドエアとの協力関係が形になり、アドレット®ADの機内導入が実現しました。ソラシドエアは、機内に掲示していた禁煙啓発の掲示物をアドレット®ADに置き換えることで、消臭・抗菌機能をプラスし、安全性と快適さを両立させました。

アドレット®ADの特長と効果

アドレット®ADは、トイレの広告に特化した商品で、広告素材のデザイン性と機能性を兼ね備えています。基本的にはシート状で展開されますが、ソラシドエアのニーズに合わせて三角POP形式にも対応し、専用の台座に貼り付けて設置されました。シートは曲げたり切ったりすることができるため、多様な形状にアレンジできるのが大きな特長です。

現在、アドレット®ADはJR熊本駅や熊本市役所のトイレなど、さまざまな場所に展開されています。今後は健康診断やがん検診をはじめとした特定のお客様に向けた情報発信の場としても活用していく考えで、トイレ環境の向上を図る活動を引き続き行っていく予定です。

未来に向けた展望

フラッグス株式会社は、地域や施設の声を反映させた製品づくりを目指し、アドレット®ADの普及活動を積極的に行っていきます。トイレという日常的な空間に新たな価値を提供することにより、人々の生活がより豊かになることを期待しています。また、地域の特色を生かしつつ、全国的な展開も視野に入れており、全国のトイレにこの新しい広告媒体が広がることを目指しています。

この新たな試みが、ソラシドエアの利用者に安全で快適な空の旅を提供することに寄与することを願っています。今後も、フラッグスの活動から目が離せません。

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