航空防災協議会 第4回勉強会を開催
2026年2月9日、航空防災協議会は国土交通省航空局無人航空機安全課の江口課長を講師に迎え、第4回勉強会をオンラインで行いました。今回の勉強会では、無人航空機(ドローン)の制度変更、災害時の特例運用、物流や医療における実証事例、そして空飛ぶ車(AAM/eVTOL)の社会実装に向けた最新情報が紹介されました。
開会挨拶
航空防災協議会の会長である富山県南砺市の田中幹夫市長が開会の挨拶を行いました。田中市長は、能登半島地震の際に早期に民間ヘリの投入が行われたことを称賛し、空からの支援の重要性を強調しました。特に過疎地や山間地域での航空機による防災支援の必要性や、観光利用などの平常時の空の利活用について語り、協議会での情報共有の重要性を訴えました。
参加者の顔ぶれ
勉強会には正会員、準会員の約20名が参加し、各地域の首長や担当職員が集まりました。具体的には、富山県南砺市、愛媛県宇和島市、高知県大月町などの代表者が出席し、自治体の防災体制の強化に向けた意見交換が行われました。
勉強会の内容
勉強会では、無人航空機と空飛ぶクルマに関するいくつかのテーマが取り上げられました。特に注目されたのは、以下のポイントです。
- - ドローン市場の拡大と社会実装の進展: ドローンの商業利用が広がる中、法律やルールが整備されてきている。
- - 災害時の特例運用とその実績: 能登半島地震における緊急運用の事例が紹介され、実際の効用が示されました。
- - 物流や医療分野での実証事例: 全国でのドローン活用例が報告され、各地域の特性に応じた運用が考察されました。
- - 空飛ぶクルマのロードマップ: AAM/eVTOLの社会実装に向けた計画が示され、今後の動向に期待が寄せられました。
- - 自治体が準備すべき事項: 離着陸場の整備や住民の理解促進が重要であることが指摘されました。
参加者との質疑応答
質疑応答セッションでは、参加者から具体的な運用に関する質問が寄せられました。例えば、山火事時のドローン運用の連携方法や、クマ対策時の特例適用範囲についての実務的な議論が展開されました。また、空飛ぶ車を自治体の防災対策にどのように統合するかについても意見が交わされました。
航空防災協議会とは
航空防災協議会は、航空機やドローンを用いた災害支援体制を強化することを目的とした全国的なネットワークです。協議会の活動は、地方自治体間の情報共有や連携促進を図り、大規模災害に対する即応力を高めることを目指しています。
政府との連携
協議会は様々な行政機関との連携を強化し、効果的な防災対策の整備を追求しています。最新の技術情報を元に、地域の特性に応じた支援策を模索することが今後の大きな課題となっています。
詳しい情報は、
航空防災協議会の公式ページをご覧ください。