弥生株式会社、「弥生給与 Next」を進化させる新機能を発表
弥生株式会社は、話題のクラウド給与サービス「弥生給与 Next」及び「やよいの給与明細 Next」において、給与や賞与の支給方法設定ができる新機能を導入しました。この新機能は、従業員ごとに複数の支給口座を設定し、それぞれ異なる銀行口座に給与や賞与を振り分けることが可能になります。これにより、ユーザーは家計用や貯蓄用の口座に資金を効率的に配分できるようになります。
加えて、ファームバンキングデータを出力する機能も新たに搭載され、振込業務をさらにスムーズに行えるようになりました。具体的には、銀行振込依頼の手続きを自動化し、手動入力のミスを防ぎ、業務の効率化を図ることができます。
このアップデートは、従業員の多様なニーズに応える柔軟な支給方法を提供する一助となり、経営者にとっても給与管理業務の負担を軽減することが期待されています。実際に、従業員ごとに細かい設定が可能になり、例えば、支給された給与の一部を特定の口座に振り分けることができます。
結果としての効率化
「弥生給与 Next」と「やよいの給与明細 Next」は、2023年10月のサービス開始以来、顧客からのフィードバックを基に15回もの機能改善や新機能追加を行っています。今回の新機能もその一環であり、今後も顧客の要望に応じたアップデートを進めていく方針です。
弥生株式会社は、創業以来「スモールビジネスに寄り添う」姿勢を貫いており、よりスピーディーなサービス提供を目指した取り組みをしています。今後も、ユーザーの声を反映させながら、新たな価値を創出していくとしています。
主な機能アップデートの内容
この度のアップデートに含まれる主な機能は以下の2点です。
1.
複数支給先の設定:これにより、従業員ごとに異なる銀行口座に給与や賞与を振り分けられるようになります。
2.
ファームバンキングデータ出力:これにより、振込一覧表を集計し、振込業務をスムーズに進めることが可能になります。
この新機能により、企業は更なる業務の効率化を実現でき、従業員にとっても選択肢が増えることになります。
「弥生給与 Next」および「やよいの給与明細 Next」の利便性
「弥生給与 Next」は、毎月の給与計算から年末調整まで対応できる充実の機能を有しており、各種控除申告書の回収や給与明細の配布をWeb上で行うことで、ペーパーレス化も実現できます。また、法令改正にも迅速に対応しているため、企業は安心して利用できる環境が整っています。初年度は無償でサービスを利用できるため、新規顧客にとっても魅力的な選択肢となっています。
弥生株式会社のビジョン
弥生株式会社は、スモールビジネスの主な課題を解決する「事業コンシェルジュ」として、会計や給与計算などのバックオフィス業務を支援し、多くの中小企業において重要な存在となっています。創業以来、登録ユーザー数は310万を突破しており、今後の発展が期待されます。弥生株式会社は、東京都千代田区に本社を置き、2023年9月の時点で978名の従業員を有しています。公式ウェブサイトでは、更なる情報や新機能についての詳細が確認できます。