「プライバシーディフェンダー」で個人情報を守る
2023年10月10日、AOSデータ株式会社が提供を開始した「プライバシーディフェンダー」という新しいツールが注目されています。このツールは、パソコン内に保存されている個人情報を検出、暗号化、削除する機能を持ち、改正個人情報保護法の運用に最適化されています。
個人情報管理の重要性
近年、情報漏洩のリスクが高まり、特に個人情報を取り扱う企業は厳しい管理が求められています。2022年に施行された改正個人情報保護法により、全ての企業が個人情報管理の責任を負うこととなり、専任のセキュリティ担当者がいない企業でも適正な管理が求められます。そんな中で登場した「プライバシーディフェンダー」は、個人情報を適切に管理するための強力な助っ人と言えるでしょう。
プライバシーディフェンダーの機能
このツールは、高速検索を利用して、パソコン内の個人情報ファイルを素早く検出します。高機能なテキスト検索エンジンを使用し、一般的な個人情報検索ツールよりも3倍以上の速さで検索できるため、業務への負担も軽減されます。
1. 高速検索
「プライバシーディフェンダー」は、シンプルなインターフェースを使用しているため、専門的な知識がなくても簡単に操作できます。パソコンを使用する際、まずは手軽に個人情報ファイルを検索できるのが大きなメリットです。
2. 暗号化と消去機能
検索で見つかった個人情報ファイルは、選択して暗号化することができます。暗号化には、米国国立標準技術研究所(NIST)が推奨する「AES256」方式が使用され、安全性が確保されます。また、不必要なデータを復元不可能な形で削除することも可能で、NSA(国家安全保障局)の推奨する消去方式を含む10段階の選択ができます。
3. 自動レポート管理
定期的に自動で検査を実行するスケジュール設定も可能で、検査結果はクラウドに保存されます。これにより、管理者は過去の検査結果を簡単に確認でき、安心して個人情報の運用状況を把握することができます。
継続的な管理が可能
「プライバシーディフェンダー」は、10ライセンス5年版として提供されるため、業務用パソコンを持ち出す機会が多い会社でも、事前に重要な個人情報ファイルを暗号化し、不要なデータを削除することで、万が一の紛失や盗難による情報漏洩を未然に防ぐことができます。
プライバシーディフェンダーの価格と提供開始日
- - 製品名: 個人情報保護法対策ツール「プライバシーディフェンダー」
- - 提供開始日: 2017年10月10日
- - 価格: 150,000円(税別、10ライセンス5年版)
- - URL: プライバシーディフェンダー公式サイト
会社情報
AOSデータ株式会社は1995年に創業したデータ復旧の老舗、AOSテクノロジーズの100%子会社として、2015年に設立されました。パソコンとスマートフォンのメンテナンスを通じて、企業のデータ管理ニーズに応える様々なサービスを提供しています。今後もデータ管理技術の向上を目指し、社会に貢献していく所存です。