東京・上野の「上野しんきん館」で、能登半島地震の復興支援を目的とした期間限定のアンテナショップが開設されます。実施期間は令和6年9月4日(水)から8日(日)までで、氷見市と氷見伏木信用金庫が連携し、復興へ向けた様々な取り組みを実施します。
氷見市は能登半島の付け根に位置し、地震により大きな被害を受けました。水道が断水し、道路が陥没するなどの影響もあり、観光業や商業にも深刻な影響が及びました。多くの店舗は営業を再開し、少しずつ元の姿を取り戻しつつありますが、未だ復興には時間がかかる状況です。このような中、アンテナショップは氷見市の特産品を紹介し、復興の資金や支援を集める貴重な機会となります。
アンテナショップでは、氷見市自慢の特産品が勢ぞろい。地元の名物料理や製品を楽しむことができます。例えば、氷見のうどんやカレー、海産物の加工品など、地域の味を感じられる品ばかりです。また、飲食コーナーでは地酒やクラフトビール、スープ、おつまみ、かき氷など、来場者が気軽に楽しめるメニューが揃っています。
さらに、オリジナルTシャツの製作体験も行われ、来場者は自分だけの一枚を作ることができます。この体験は親子で楽しむことができ、思い出に残る時間を提供します。また、観光PRスペースも設けられ、氷見市の魅力や観光情報を紹介するコーナーも用意されています。
出展者の中には、氷見まちづくり株式会社や株式会社トライプリント、そして飲食コーナーを担当するスウプはやしが参加しています。これらの企業は、地域の活性化に向けた取り組みの一環として、様々な商品を提供します。
上野しんきん館は、アメ横商店街に隣接し、地域の貢献を目的に作られた施設です。富山信用金庫や氷見伏木信用金庫、金沢信用金庫と協力し、復興支援の場となるこのアンテナショップは、地域の特産品や情報を広めるための重要なステップです。この機会に、ぜひ氷見市の特産品を楽しんでいただき、復興の支援に貢献していただければ幸いです。
また、アンテナショップの開催期間中は、午前11時から午後7時まで開設されており、初日は正午から、最終日は午後3時までの特別営業時間となります。来場者には、氷見市の温かさや地元の味を感じながら復興支援に参加できるチャンスです。ぜひ足を運ばれ、多くの方々に氷見の魅力を知っていただければと思います。