世界初の木の酒
2023-05-18 07:30:02
檜原村から誕生した世界初の木の酒「ひ乃はら物語」父の日の特別なプレゼントに
世界初の木の酒「ひ乃はら物語」
檜原村から生まれた新しい焼酎、「ひ乃はら物語[HINOKI]」が、多くの人々の注目を集めています。この焼酎は、過疎地域である檜原村の豊かな森林を背景に、世界で初めて「木の酒」として誕生しました。自治体の取り組みとして、地域資源を活かし、村民が誇れる産業を目指して歩んできた道のりには、先人から受け継いだ自然への感謝が込められています。
村の伝統と新しい技術の融合
このプロジェクトは、20年前から始まりました。日本の伝統的な焼酎製造を確立するために、青ヶ島での経験を持つ杜氏と精密電子計測器エンジニアが協力し、製造機器の企画から行いました。彼らの努力によって、檜を活かした焼酎生産が実現したのです。この新しい焼酎は、原材料として日本人に親しまれてきたヒノキをベースにしています。
商品の特徴と魅力
「ひ乃はら物語」は、旨みのある深い森の香りが特徴で、食後のリラックスタイムに最適です。よく冷やしてストレート、またはロックで味わうのも良いですが、お好みで炭酸水を加えることで、さっぱりとしたハイボールとしても楽しむことができます。さらに、お酒の制作過程も非常にユニークで、ヒノキをミクロン単位まで砕いてセルロースを取り出し、その後酵素と酵母を使って醸造されます。
限定商品と特別な贈り物
「ひ乃はら物語」は、数量限定で300本のみの販売となっています。特に、父の日を控えた時期にオススメの贈り物としても注目されています。価値あるプレゼントとして、オリジナルのヒノキ木箱に彫刻された限定版も用意されており、価格は11,000円(税込)です。また、確保されているヒノキ材は、建材として利用できない部位を使用することで、資源の有効活用にも貢献しています。
企業の取り組みと未来
この製品を手がけるのは「株式会社ウッドボックス」です。設立は2008年で、檜原村の魅力を生かしたビジネスを展開しています。代表の吉田光世氏は、地域の活性化と持続可能な開発を目指して日々尽力しています。また、本プロジェクトは東京都立産業技術大学院大学による提案から始まったもので、大学との連携を通じて地域資源の活用が進められています。
結論
「ひ乃はら物語[HINOKI]」は、檜原村の美しい自然と地域への愛情が詰まった特別な焼酎です。このユニークな商品を通じて、ぜひ檜原村の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。贈り物としても、自分へのご褒美としても最適な一品となることでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ウッドボックス
- 住所
- 西多摩郡檜原村4023-1
- 電話番号
-
042-588-5170