FARMFESとは
FARMFES(ファームフェス)は、月額500円で自分専用の農場を持つことができる新たなサービスです。契約農場は全国各地から選べ、自分好みに育てる環境を整えることが可能です。この革新的なウェブサービスを通じて、農業と消費者の新たな関係が築かれることが期待されます。
自分好みの農場を持つ
このサービスでは、利用者が好きな農場を選び、さらにその区画には自分の好きな名前をつけることができる点が魅力です。育てられた農作物の成長も、ホームページを通じて確認することができるため、いつでも自分の農場の状況を把握できます。これに加え、SNSでの共有が推奨されており、友人や家族とともに農場体験を楽しむことができます。
さらに、FARMFESには生産物を収穫するコースや、自分が育てた農産物を発送してもらうコースも用意されています。これにより、ただ農場を持つ楽しみだけでなく、実際に自分の手で育てた作物を楽しむことができるのです。
農業の未来を切り拓く
FARMFESが注目される理由の一つは、消費者とのコミュニケーションを円滑に進める点です。農家はこのサービスを通じて、直接消費者とつながることができるため、自身の農作物の販売促進やファン作りに繋がります。それによって、農業のキャッシュフローを改善し、経営の安定化を図ることが可能です。まさに、両者にとって新たなビジネスチャンスとなるでしょう。
創業の背景
FARMFESは2015年に設立されました。創業者の一人、
小平勘太は、京都大学農学部を卒業後、多くの農業関連事業に従事してきました。彼は日本の少子高齢化や、消費者の価値観の変化など、農業が抱える課題に痛感し、解決に向けた取り組みを模索してきました。
同じく共同創業者の
道満綾香は、本年大学を卒業し、学生団体での活動を通じて企業との共同プロジェクトなどを経験しました。彼女は自身の幼少期の体験がきっかけで、「野菜嫌い」から「野菜好き」の一歩を踏み出した経験を持ちます。この経験から、若い世代にも農業の魅力を伝えたいと考え、ITを活用した新しいコミュニケーションの方法に挑戦しています。
今後の展望
今後、FARMFESはいっそうの拡充を図る予定です。小平が全国の農家との交渉を進め、道満が新しいコミュニケーションの提案を行うことで、農業と消費者の距離を縮めていく方針です。これにより、農業の問題解決を目指し、地域の活性化に寄与することを目指します。
サービス概要
FARMFESが提供する新しい農業体験は、これまでの農業の概念を変える可能性を秘めています。これからの農業と消費者の関係性がどのように変わっていくのか、今後の展開に注目です。