リモラボとキッズラインが提携、育児と仕事の両立支援を強化

リモートワークを支援する株式会社リモラボは、全国的にベビーシッターや家事代行サービスを提供するキッズラインとの提携を発表しました。この取り組みは、リモートワーカーが仕事と育児を両立するための支援をさらに強化するものです。

リモラボは、女性がアクセスしやすいリモートワーク環境を提供し、「シームレスなキャリア」を実現するための取り組みを行っています。特に、子育て中の女性が増えている現代において、自宅で働きながら育児をすることは大きな課題とされています。そんな中、リモラボは180名の育児中または過去に育児を経験した女性を対象に「夏休み期間中のリモートワークと子育てに関する実態調査」を実施しました。

調査結果によると、85.5%の回答者が「リモートワークが育児との両立に有効」と感じているものの、60.5%が「同居家族の協力が必要」と答えており、このことは育児とキャリアの両立において家庭内外のサポートが不可欠であることを示しています。また、「育児とキャリアの両立に必要なもの」を得られていると感じている人はわずか65%で、35%の人は「必要なサポートが得られていない」との声も聞かれました。その中でも、57.8%の人が費用を障害としているとのことです。

リモラボの提携は、これらの課題を解決するための重要なステップです。キッズラインに新規登録したリモラボのメンバーには、リモートワーク中に使える3,000円のクーポンコードが提供されます。このクーポンは、2024年8月から利用可能となり、利用者は180日以内にポイントを使用することができます。

「キッズライン」とは、スマホから簡単にベビーシッターや家事代行を手配できるサービス。登録するサポーターは、特定の資格を持ち、厳正な選考を通過した者のみです。利用者は、豊富な情報を元にサポーターを選ぶことができ、200万件以上の依頼実績を誇ります。こうした安心感も、リモラボのメンバーにとって大きな魅力です。

リモラボの代表取締役、佐伯正邦さんは「今後も様々なビジネスとの協力を通じて、育児と仕事の両立という女性の課題に取り組んでいきたい」と語っています。リモラボは、リモートワーク実践スクールで培ったノウハウを活かし、今後も女性が自立できる環境を整えるために努力を続けます。

リモラボの特色として、オンラインでのスキル学習や案件受注の場を提供する“オールインワン”のサポートが挙げられます。これまでに4000名以上の参加者が、自身のライフスタイルに合った働き方を見つけてきました。さらなる新規プログラムやサービスの展開が期待されます。

このように、リモラボとキッズラインの提携は、女性の育児とキャリアの両立を支援し、彼女たちが自立できる未来を作り出す一助となることでしょう。今後の展開に大いに期待が寄せられます。