コムニコ、SNSキャンペーンツール「ATELU」をTikTok対応に
株式会社コムニコ(東京都港区)が開発したSNSキャンペーンツール「ATELU(アテル)」が、2024年2月からTikTokのコメントキャンペーンに対応しました。このアップデートにより、これまでのX(旧Twitter)、Instagramに加え、TikTokでのキャンペーン実施が可能となります。TikTokのユーザー数は2024年2月時点で15億6,000万人に達し、日本国内でも月間アクティブユーザー数が2,700万人に上るなど、急成長を遂げています。このような背景を受けて、コムニコでは企業のSNS運用支援を強化してきました。
TikTok対応の意義
TikTokのユーザー層の多様化により、新たなマーケティングのチャンスが広がっています。特に、2023年度にはTikTokユーザーの平均年齢が36歳に上昇しており、Z世代だけでなく、ミレニアル世代やX世代も利用しています。この傾向を受け、コムニコは2024年6月に自社ツール「comnico Marketing Suite」をもってTikTokに対応し、さらに2024年7月にはTikTok専門のチームを設立しました。
コメントキャンペーンの特徴
新たに追加されたTikTokコメントキャンペーン機能では、キャンペーン投稿にハッシュタグを含むコメントを行うことで簡単に応募が可能です。このシンプルな参加方式は、ユーザーにとってエンゲージメントが高い施策として多くの企業に採用されています。しかし、参加者が多くなると、応募者の確認作業やコメントの収集が煩雑になることが課題です。
コムニコの「ATELU」では、このような課題に対処するため、投稿のコメントを自動で収集する機能を提供しています。これにより、応募者のアカウントを効率よく収集できるほか、目視確認によるミスや重複を防ぐことができます。さらに、収集したデータはATELUのサービス画面で確認できるため、キャンペーンの分析にも役立ちます。
これまでの実績
「ATELU」は2018年5月のサービス開始以降、SNSキャンペーンの実施数が累計11,000件を超えています。今回のTikTok対応により、さらなるユーザーの増加を見込んでおり、既存ユーザーのアップセルにも繋げていく考えです。SNSキャンペーンに必要な一連の作業を効率化することで、企業のSNS運用を総合的にサポートしています。
おわりに
コムニコによる「ATELU」のTikTok対応は、SNSマーケティングの進化を示す重要なステップとなります。SNSキャンペーンのノウハウを生かし、企画から運営までをワンストップで支援する体制も整っています。このような新しいツールを利用して、企業やブランドは今後も新たなマーケティング戦略を展開することができるでしょう。
さまざまな場面で活用される「ATELU」は、これからのSNSマーケティングにおいて、欠かせないツールとなることが期待されます。