ソーシャルEXPO2025
2025-06-30 18:33:27

地域創生をテーマにした「ソーシャル Innovation EXPO 2025」が大阪で盛況のうちに開催

地域創生を考える「ソーシャル Innovation EXPO 2025」



2025年6月8日、合同会社BACwithが開催した「ソーシャル Innovation EXPO 2025」は、地域創生をテーマにした催しで、マイドームおおさかには300名以上が参加しました。本イベントにはDAO(分散型自律組織)や民間企業、自治体、教育機関など、29の団体がブースを出展。様々なセッション、ピッチ、展示を通じて、地域の課題解決やDAOの活用に関する最新事例が共有されました。

開催のハイライト



セッション①「DAOの未来」



多様な講演者が、DAOを活用した取り組みの可能性について話しました。まずは本嶋孔太郎氏が、宮城県東松島市における防災エコビレッジの事例を通じて、地域に根ざした仕組みの海外での応用可能性について述べました。彼は独自トークンを用いた貢献の可視化を強調し、DAOが地域からグローバルに展開することのワクワク感を語りました。

続いて上泉雄暉氏はDAOが貢献を経済価値に変える役割を果たすとし、生成AIの進化が人間の価値をコミュニティへの貢献にシフトさせる未来を描きました。そんな中でのDAOの貢献循環型経済圏への移行が次なる革命だと力説しました。

また、RYU氏は「デジタル村民」で成功した山古志の事例を元に、新しい自治の形について語り、インターネットによって生まれる志でつながる社会の到来に期待を寄せました。

最終的に、峯荒夢氏はDAOがクラウドファンディングと同じく一般的な選択肢になることを予測し、DAOの社会実装を進めるための基盤整備の必要性について述べました。

セッション②「地方創生の成功事例」



続いてのセッションでは、地方創生の実際の成功事例が取り上げられました。るい氏が山古志村でのリアル住民とデジタル村民との協働モデルを紹介し、NFTを用いて地域課題に対する関心の可視化を行った過程や成功の秘訣を語りました。

さらに、群馬県で成功を収めた農業DAOの実例を通じて、財務的な出資の仕組みを融合させた新しいモデルを提案した上井登志之氏、そしてやいまDAOの矢井田裕左氏は具体的な地域プロジェクトの実施例として、環境保護を中心に事例を提供しました。

これらの発表は、地域課題に真正面から取り組む姿勢や多様な参加者が集う環境づくりの重要性を再認識させるものでした。

アイデアコンテスト「ゼブラのお金」



本イベントの一環として開催されたアイデアコンテストでは、空き家を起点にした地域課題の解決策が提案されました。全国から8チームが参加し、教育、子育て、地域資源を有効活用するプランを競いました。多様な視点からの提案があり、継続的な社会実装に向けた手応えも報告されました。

優秀賞のチームには、賞金と最大20万円の共創活動支援費が授与され、BACwithが管理する空き家の活用も視野に入れた支援が行われます。この活動は、登壇者たちが成長し合う場となることが期待されています。

次回の開催予定



次回の「ソーシャル Innovation EXPO 2025」は2025年12月20日に名古屋で開催される予定です。本イベントは、引き続き出展や協賛、登壇希望者を募集中です。地域創生に興味がある参加者は公式サイトをチェックしてみてください。また、DAOに関する健全な発展を目指した日本DAO協会や、教育プログラムを提供するNeiPiaなど、多様なパートナーとの連携が進められています。

未来を共創する場となる本イベントに、ぜひご注目ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

会社情報

会社名
合同会社BACwith
住所
大阪府大阪市中央区内本町1丁目2−6松林ビル10階
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪府 大阪市 地域創生 DAO ソーシャル

Wiki3: 大阪府 大阪市 地域創生 DAO ソーシャル

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。