コミュニティ経営のすすめ
2023-10-16 11:00:02
新著『コミュニティ経営のすすめ』が示す次世代の組織運営とは
新著『コミュニティ経営のすすめあいだのある組織の作りかた』が登場!
2023年10月5日、有限会社人事・労務から新たに発行された書籍『コミュニティ経営のすすめ あいだのある組織の作りかた』が話題を呼んでいます。本書は、コロナ禍における社会の変化に対応した新しい組織運営のスタイル、つまりコミュニティ型組織の重要性に焦点を当てています。
社会の変化と組織運営の再考
昨今、効率重視の経営スタイルでは人を動かしきれなくなっており、特にコロナ禍は私たちの働き方や組織のあり方を一変させました。従来のピラミッド型組織や管理統制を中心とした運営から、個々のつながりを重視し、オンリーワンの特性を活かして共に課題を解決していくコミュニティ型組織への移行が求められています。著名な経営学者ヘンリー・ミンツバーグも「リーダーシップよりコミュニティシップが重要である」と述べており、この新しい視点の必要性はますます高まっています。
中小企業におけるコミュニティ型組織の実践
本書は、特に中小企業が直面するさまざまな課題に対する解決策を探る内容となっており、採用難やメンタルヘルス対策、ハラスメント問題への具体的なアプローチが紹介されています。著者は、コミュニティ経営によって個が輝き、エネルギーを感じながら働ける土壌が整うことを強調しています。
実践知の共有
書籍内では、コミュニティ経営の実践例が多数紹介されています。その中には、株式会社スワニー、アミタホールディングス株式会社、湯河原リトリートご縁の杜、ワーカーズコープなど、有限会社人事・労務と提携している4社が挙げられています。各社の取り組みを通じて、より良い組織の運営方法や実践的な知識を手に入れることができます。
デザインに込められた思い
本書の表紙は、有限会社人事・労務コミュニティの一つ、田心カフェにて出会った多摩美術大学生の峯村瑠一氏が手がけました。中心のハート形はコミュニティ型組織を象徴し、中心から広がる線は繋がりを持つ人々を表しています。このデザインには、人々が互いの得意な面をリスペクトし合い、地域に価値を循環させるという想いが込められています。
コミュニティ型組織の意義
また、本書のあとがきには田原真人氏が寄稿しており、共同体感覚と相互理解を基にした組織では、各々の個性が生かされるという点について言及しています。このような環境では、個人の思いが組織の活動とシンクロし、幸せを感じられるプロセスが生まれるのです。これからの組織は、個人の力を引き出し、協働して実績を上げることが求められる時代になりました。
組織の未来に向けて
有限会社人事・労務は、書籍発行を記念して企業や団体における社内学習会や読書会の開催を支援しています。これにより、実際に企業の現場でコミュニティ経営の理論を体感し、適用する機会が広がっています。
まとめ
本書『コミュニティ経営のすすめ あいだのある組織の作りかた』は、今日の社会が求める組織運営の新たなカタチを示す重要な一冊です。さまざまな業界での事例と共に、個人と組織がどう共存し、共に成長していけるのかが描かれています。これからの組織をリードする経営者やリーダー、さらには地域活動に携わる多くの人々にとって、そのバイブルとなることでしょう。ぜひ手に取ってみてください。
会社情報
- 会社名
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有限会社人事・労務
- 住所
- 東京都台東区松が谷3-1-12松が谷センタービル5F
- 電話番号
-
03-5827-8217