青山商事がキャッシュレス給与支払にシフト!
広島県福山市に本社を構える青山商事株式会社は、デジタル決済の波に乗り、2025年10月から「PayPay給与受取」を導入することを発表しました。これは、PayPay株式会社が提供する給与デジタル払いサービスで、今後も増加するキャッシュレス決済の環境に対応したものです。
キャッシュレス決済の普及
近年、キャッシュレス決済の利用が急速に広まり、特に2023年4月には労働基準法施行規則が改正され、企業は給与をデジタルで支払うことが可能となりました。この流れを受けて、青山商事は「人的資本経営の推進」を方針に、従業員がやりがいを感じられる環境を整えるため、キャッシュレス決済の導入に踏み切ったのです。
PayPay給与受取の特徴
新たに導入される「PayPay給与受取」では、希望する従業員が自らのPayPayアカウントで給与を受け取れるようになります。従来の受け取り口座と分けて、指定した金額をデジタル決済で受け取るこの仕組みにより、各自のライフスタイルやニーズに合わせた柔軟な選択が可能になります。これは特に、デジタルネイティブ世代を含む多様な世代にとって、便利な特徴となるでしょう。
従業員のニーズに応える
青山商事が全従業員(2025年3月期時点で4,892名)を対象に本サービスを提供することで、改革の一環として従業員エンゲージメントの向上を目指しています。日常生活から家計管理まで、キャッシュレス決済が浸透する中で、従業員が自分の望む受取方を選べることで、効果的なマネー管理が可能に。
経営改革の新たな一歩
経営体制の見直しが進む中、青山商事はMEDIATEセクターにおいても確固たる地位を築くため、こうした新しい取り組みを通じて、従業員の満足度という観点からも経営の基盤を強化していく考えです。
今後の展望
今後、青山商事はさらなるデジタル化を進め、従業員が働きやすい環境づくりを行う計画を立てています。「PayPay給与受取」を通じた給与支払いの実現は、その一環であり、企業としての成長とともに従業員の成長を促す要素ともなることでしょう。これにより、従業員は自身のキャリアと生活の質を向上させることができるのです。従業員が抱えるさまざまなニーズや要望に応える姿勢が、今後の経営方針においても重要な役割を果たすことでしょう。
青山商事が推進する新しい給与受取方法は、単なる経営戦略の一部ではなく、従業員の未来を見据えた重要なステップとなるはずです。