京都の秋を彩る黒大豆の枝豆「紫ずきん」の魅力
今年も京都の特産、黒大豆の枝豆「紫ずきん」の販売が始まります。9月7日から、京のブランド産品として親しまれるこの枝豆が、待望のオープンを迎えます。昨年よりも1日遅いスタートですが、期待が高まります。
販売情報
「紫ずきん」は、府内外の「ほんまもん京野菜取扱店」を中心に販売されます。「ほんまもん京野菜取扱店」とは、京野菜コーナーを設置し、京のブランド野菜を豊富に取り揃える店舗として(公社)京のふるさと産品協会によって認定されたお店です。近畿地方の21店舗のうち、15店舗が府内に位置し、首都圏の19店舗でも取り扱われています。
販売は9月上旬から10月下旬まで続き、特に9月下旬からは市場で競り売りが行われます。
「紫ずきん」の特徴
「紫ずきん」はその名の通り、粒がわずかに紫色を帯びているのが特徴です。一般的な枝豆に比べて、莢(さや)や粒が非常に大きく、食べるとモチモチとした食感と共に濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。そのため、甘さが十分に感じられる大粒のものだけを厳選して出荷しています。
今年の栽培状況
「紫ずきん」は、福知山市夜久野町や京丹波町、南丹市園部町、綾部市など、京都府全体で22産地、58ヘクタールの広大な面積で栽培されています。今年の栽培は、生産者が適切な管理と十分な降雨のおかげで順調に進んでおり、2022年の出荷量183トンを上回る220トンを見込んでいるとのことです。
まとめ
秋の訪れとともに、京の地で育まれた「紫ずきん」を味わう絶好のチャンスがやってきました。大粒で甘くて美味しいこの枝豆は、ぜひ一度その味を体験してみてください。バラエティに富んだ料理に使うもよし、そのままお酒のおつまみにするもよし、楽しみ方はさまざまです。
詳しい情報については、下記の京都府農林水産部までお問い合わせください。
課長 小川、参事 沼田
電話: 075-414-4940
課長 池内、副課長 藤原
電話: 075-414-4944
今年の秋は、「紫ずきん」と共に楽しみましょう!