AFOLA、木階段用ノンスリップ『Previo M』のリニューアル
株式会社アシストが展開するカナモノブランドAFOLAは、木階段用ノンスリップ『Previo M』をリニューアルし、その新しい品番を2025年9月1日に発表することを決定しました。このリニューアルにより、AFOLAはその人気商品をさらに進化させ、より多くの建築家やデザイナーのニーズに応えていくことを目指します。
7年間の実績
2018年に林野庁の推進によって木造建築が注目される中、AFOLAは初の『室内木階段用ノンスリップ Previo M』を市場に送り出しました。この7年間に出荷された商品の総延長は30kmを超え、多くのプロジェクトでリピート使用されています。このノンスリップは、静かなヒット商品となりました。
Previo Mとは
『Previo M』は、木製踏板に埋め込む形で仕上げるという新しいアプローチによって、従来なかった木階段用ノンスリップのカテゴリを確立しました。これにより、天然木や集成材の風合いを損ねることなく、フラットに納まるデザインが生まれました。そのミニマルな外観は高く評価され、2019年にはグッドデザイン賞も受賞しました。また、2024年には幼保施設向けの新たなモデルM103(新番:M633)によってキッズデザイン賞も獲得しています。
特許技術
Previo Mに搭載された特許取得の「2mmの溝」は、踏板加工の誤差やズレを目立たなくするだけでなく、衝撃を和らげるクッション性能を提供し、階段の安全性をさらに高めています。もし破損や摩耗が生じても、アルミベースはそのままでタイヤの交換が可能です。Previo Mは5つのタイプ、30バリエーションを用意し、多様なデザインの木造階段に対応可能です。
リニューアルの背景
リニューアルまでの7年間で、多くの顧客からのフィードバックを基に、AFOLAはPrevio Mのカラーリングや販売方法を見直しました。販売実績と顧客のヒアリングを通じて、視認性を高めるために明度差を大きくしたデザインを採用することが非常に重要であると気づきました。また、従来の販売方式はコストアップの要因となり、施工現場では設計見積もりが出しにくいという声もあったため、これに応じた改善を行いました。
新しいPrevio Mの特徴
リニューアルされたPrevio Mは、以下のように進化します。
1.
カラーバリエーションの拡充
- 木製踏板と調和する17色が新たに選定され、低彩度のブルーやグリーン、モノトーン系の色合いが追加されます。
- 全てのタイプに人気のホワイト系もラインナップに加わります。
2.
カット販売への対応
- 最長4000mmのカット販売が可能になり、無駄を削減します。
3.
必要な本数のみ販売
- これにより、設計見積もりがしやすくなり、コスト削減にも寄与します。
4.
品番の改訂
- 旧品番から新たにM533、M535など新しい品番が設定されます。
- 旧品番は在庫がなくなり次第廃番となります。
新たに生まれ変わったデザイン
新しいデザインには溝のないミニマリスト的な特徴があり、しっかりとしたグリップ感を提供します。各モデルは異なる硬度やデザインで、使用する場面に応じた最適な選択ができます。幼保施設向けのデザインもあり、遊び心を持ったカラフルな色使いが特徴的です。
まとめ
AFOLAは、常に顧客のニーズに耳を傾け、建築設計のプロからの要望を実現するために、Previo Mのリニューアルに取り組んでいます。住まいと安全性を両立させたノンスリップ商品として、今後の展開がますます楽しみです。
AFOLAのウェブサイトでは、詳細情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。
AFOLA公式サイト