株式会社Liquitousが、市民と行政のコミュニケーションを促進するためのプラットフォーム「Liqlid」の信頼性を高めるため、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得しました。
ISMS認証とは?
ISMS(Information Security Management System)認証とは、組織がその情報資産を守るために適切な管理策を講じていることを証明するものです。国際規格「ISO/IEC 27001」に基づいて、情報セキュリティ体制が確立されているかを第三者機関が評価し、認証を行います。 これにより、組織の信頼性が向上し、情報セキュリティのリスクを軽減できます。
Liquitousの認証取得の背景
Liquitousは、市民参加型の合意形成プラットフォーム「Liqlid」を開発し、自治体へ提供しています。これに伴い、個人情報やプライバシー保護のための独自の情報セキュリティ体制を構築してきました。しかし、さらなる信頼性を求める中で、国際基準に基づいた高いセキュリティ体制を整える必要性が増してきました。特に多様な地域や文化背景が相互に関わる際、確実な情報セキュリティが求められます。
認証の実績と対象範囲
Liquitousが取得したISMS認証は、ISO/IEC 27001:2022およびJIS Q 27001:2023に基づいています。この認証は、以下の業務分野に適用されます:
1. 市民参加型プラットフォーム「Liqlid」の開発とその運用支援。
2. 官民連携や共創企画の運営及びコンサルティング支援。
3. 市民参加の状況評価やデジタル民主主義に関する調査・共同研究。
4. デジタル民主主義を推進するツールの受託開発。
Liquitousのさらなる取り組み
LiquitousのCEOである栗本拓幸氏は、今回の認証取得により、同社が提供するサービスの安全性が一層高まることを期待しています。まさに急速に進化する社会において、高い情報セキュリティ基準を維持することが重要です。今後もLiquitousは、信頼性を持つ安全なサービスの提供を続けていく方針です。
企業概要
Liquitousは、「一人ひとりの影響力を発揮できる社会」の実現を目指し、テクノロジーを活用して政策形成プロセスの透明性や包摂性を向上させる取り組みを行っています。国や地域を問わず、多くの自治体と連携しており、鎌倉市や京都市などでのプロジェクトも進行中です。今後も多様な地域での実装を進め、市民とプロジェクト関係者との架け橋となることを目指して、さらなる成長を遂げていくでしょう。
詳しい情報は、Liquitousの公式ウェブサイトやSNSページをご覧ください。