電通デジタルがGoogleの「Meridian」APACパートナーに認定
株式会社電通デジタルは、国内電通グループの一員として、Googleが提供するMarketing Mix Modeling(MMM)プロダクト「Meridian」のAPACパートナーに認定されました。この認定により、電通デジタルは「Meridian」を利用した高度なマーケティング分析をさらに強化し、企業のマーケティング活動を支援することが可能になります。
「Meridian」は、マーケティング施策の効果を精密に測定し、予算計画の決定やメディア施策の改善に寄与するための分析手法です。近年、プライバシー関連の規制が強化される中で、MMMは3rdパーティクッキーや個人情報に依存せずにデータ解析を行うため、注目を集めています。そのため、マーケティングチャネルを超えて効果が測定できる実用的なツールとして、多くの企業に導入されています。
この度の認定は、電通デジタルがクライアントのマーケティング活動に数多く貢献してきた結果であり、その実績によって評価されたものです。さらに、同社には高度なデータ解析を行うデータサイエンティストが多数在籍しており、Googleとの強力な協業もこの認定を後押ししました。
新たにAPACパートナーとして認定されたことで、電通デジタルは「Meridian」の案件において、YouTubeのリーチ&フリークエンシーデータやプライバシー保護に配慮したGoogle検索ボリュームデータ(GQV)を活用することができます。これらのデータを通じて、最適なフリークエンシーの算出や、検索広告の効果測定の精度を一層向上させることが期待されています。
今後、電通デジタルは「Meridian」を駆使してMMMのさらなる高度化を進め、企業のマーケティング活動をさらに強化する支援を続けていく方針です。電通デジタルは、クライアントとのパートナーシップを深めながら、生活者に寄り添った新たな価値の創造を目指しています。
電通デジタルのビジョン
電通デジタルは、国内最大規模の総合デジタルファームとして、クリエイティビティとテクノロジーを統合的に活用し、トランスフォーメーションを実現しています。そのミッションは、「人の心を動かし、価値を創造し、世界のあり方を変える」ことです。企業との協力を通じて、経済と社会の変革と成長を目指しています。
さらに、国内電通グループでは電通デジタル以外にも株式会社セプテーニなどが「Meridian」の認定を受けており、デジタルマーケティングにおける新たな潮流が形成されています。これからの企業やマーケターにとって、国内外のデジタル戦略の強化は避けて通れない課題であり、電通デジタルはその先頭に立って技術革新を進めていくでしょう。