熊本城にも採用！揺れを抑えるMIRAIEの革新技術とは

日本各地で地震の影響が懸念される中、特に熊本地震を経験した地域では、防災対策が重要視されています。その中でも、木造住宅用の制震ユニット「MIRAIE（ミライエ）」が注目を集めています。このMIRAIEは、独自の制震技術「高減衰ゴム」を駆使し、地震時の揺れを大幅に低減することが実証されています。

MIRAIEの特長とは？

MIRAIEは最大で95%もの揺れ幅を低減する能力を持つ制震ユニットです。これは、レース用タイヤ開発での技術を応用したもので、伸縮性のあるゴムの特性を生かしています。この独自の「高減衰ゴム」は、熊本城天守閣の耐震改修工事にも使用されるほど、その信頼性が評価されています。

熊本地震における実績

2016年の熊本地震では、震度7の地震が2回発生し、その後も多くの余震が続きました。その中で、MIRAIEを導入した住宅は、半壊や全壊の事例がゼロであったことが確認されています。この実績は、 MIRAIEが「揺れに耐える耐震」だけでなく、「揺れを吸収する制震」としても効果を発揮した結果と言えます。

住まいの安心を高める

MIRAIEの効果を実感した住民やビルダーの声を聞くと、その評価は一層高まります。熊本市で新築を計画した中平慎太郎さんご夫婦は、MIRAIEを採用したことで、自宅で大きな被害を受けることなく安心して生活できていると語ります。「壊れにくい住宅をつくることが大事」との思いが、彼らの選択を支えました。

熊本以外でも

MIRAIEの性能は熊本に限らず、全国の住宅に広がりつつあります。地震による住宅の損傷を最小限に抑えるため、制震機能を持つ住宅が求められている今日、MIRAIEはそのニーズに応える製品として進化を続けています。また、90年という長期間にわたりメンテナンスフリーでその性能を保持することができる点も、家族の未来を見据えた住宅選びの大きな要素です。