顔認証技術の進化
2025-02-26 17:04:18

「FreeiD」と「Knoctoi Lite」が連携、顔認証技術の新たな時代へ

顔認証技術の革新をもたらす「FreeiD」と「Knoctoi Lite」の連携



DXYZ株式会社と株式会社宮川製作所が新たに手を組み、顔認証技術の未来を切り開くプロジェクトを発表しました。両社は、DXYZが開発した顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」と、宮川製作所が製造する顔認証端末「Knoctoi Lite」が連携することを発表しました。この協業により、より進化したセキュリティと快適な利用体験の提供が期待されています。

「FreeiD」とは



「FreeiD」は、顔認証を利用して鍵や財布、身分証などを統合したIDプラットフォームです。利用者は、一度の顔登録で入退室、決済、本人確認が可能となります。このプラットフォームは、多機能なAI顔認証エンジンと連携することによって、さまざまなシーンで最適な解決策を提供します。特に、「FreeiDマンション」ソリューションが注目されており、鍵を持たずにすべての入退室管理が顔認証のみで行える「オール顔認証マンション」を実現しています。

2025年1月時点で161棟のマンションが竣工しており、今後もその普及が進むことが期待されています。

「Knoctoi Lite」の特徴



一方、宮川製作所の「Knoctoi Lite」は、AI顔認証エンジン「FaceMe®」を搭載した高性能な顔認証端末です。この端末は、小型かつ軽量で、オフィス環境にも最適なデザインが施されています。実際のサイズは135mm × 135mmで、重さは約380gです。AI顔認証エンジンは、米国標準技術研究所(NIST)によって高い評価を受けており、世界トップレベルの認証精度を誇ります。また、認証速度はなんと0.2秒。マスクやメガネを着用していても認識可能な高精度な点も大きな魅力です。

さらに、「Knoctoi Lite」は顔認証とICカード認証を併用することで、セキュリティを一層強化します。この「二要素認証」によって、安全性が高まるのです。加えて、エッジ認証方式を採用しているため、顔データをサーバーに送信しない設計となっており、プライバシーの保護にも配慮されています。様々な外部連携インタフェースも備え、入退室管理やセキュリティシステムの構築にも柔軟に対応できる点が特徴です。

連携による新たな可能性



この連携により、DXYZは「FreeiD」の普及拡大を加速させることが期待されます。宮川製作所も「Knoctoi Lite」強化のための取り組みを行い、相互の強みを活かした事業拡大が可能となります。両社は、2025年3月に開催される「SECURITY SHOW 2025」にも出展し、最新の顔認証技術を紹介する予定です。

DXYZの取締役社長、木村 晋太郎は「今回の連携により、お客様のニーズに応えることができると確信しています。今後も顔認証技術の浸透と新しい市場の展開を共同で進めていきたい」とコメントしています。

一方、宮川製作所の代表取締役、宮川 恒太郎も「FreeiDとの連携を通して、お互いの強みを活かしたより良い社会の実現を目指します」と述べています。

この新しい取り組みは、顔認証技術の進化を支え、より安心で便利な未来社会の実現に貢献することでしょう。両社の協業による成果が、今後どのような形で展開されていくのか注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社 宮川製作所
住所
神奈川県横浜市港北区樽町2-1-6
電話番号
045-542-1151

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