福島県が主催する『ふくしま追悼復興祈念行事』
2025年3月11日、福島県では、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響を受けた地域の復興を再確認するための『東日本大震災追悼復興祈念式』が行われました。この行事には、政府関係者や遺族代表、地域の市町村長、議員ら約360名が参加し、亡くなられた方々への哀悼の意を表しました。また、福島県内7カ所では、キャンドルナイトというイベントが開催され、多くの人々が集まりました。
損保ジャパンの活動
特に目を引いたのは、損害保険ジャパン株式会社がこのイベントに賛同し、県内3カ所で防災啓発ブースを設けたことです。開催日は2025年3月9日及び3月11日で、会場は会津若松市の福島県立博物館、福島市のまちなか広場、そしていわき市のイオンモール小名浜でした。
出展日程
- - 会津若松市:3月9日(日)14:00~18:30
- - 福島市:3月11日(火)14:00~19:00
- - いわき市:3月11日(火)14:00~20:00
防災啓発ワークショップ
出展ブースでは、防災ジャパンダプロジェクトによる多様なワークショップが提供されました。参加者は、楽しみながら防災知識を学べるプログラムに参加しました。具体的には、ハザードマップの見方をクイズ形式で学ぶ『ジャパンダくんと一緒に避難しよう』や、水害時に適した服装や持ち物を紹介する『水害きせかえゲーム』、応急手当のスキルを身につける『身の回りの物で応急手当』、さまざまなトラブルの解決方法を考える『防災カードゲームなまずの学校』、そして地震や津波に関する行動を体験を通じて学ぶ『防災紙芝居ちちんぷいぷい』などが行われました。
参加者の反響
これらのワークショップには、約270名の参加者が集まりました。参加者からは「楽しく学べた」という声が多く寄せられ、防災の重要性を実感する機会となりました。特に子どもたちの参加が目立ち、次世代の防災意識醸成に向けた取り組みが十分に評価されました。
今後の連携
損保ジャパンは、福島県との包括連携協定に基づき、更なる防災・減災の取り組みを推進し、地域の持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。未来に向けた防災活動の重要性はますます高まっていますが、地域の皆さんとともに考え、行動することが必要です。これからも各種イベントを通じて防災意識を高め、万が一の備えを充実させていくとともに、復興への強い思いを共有していきたいと考えています。
当日の様子
次に、当日のイベントの様子を振り返ります。会津若松市、福島市、いわき市各会場での様子を通じて、たくさんの人が防災に関心を持っている姿が印象的でした。皆で力を合わせ、復興への道を一歩ずつ進めていくことが、未来につながると信じています。