五感で楽しむ紙育の最前線
2026年7月16日、紙育シリーズの最新作『ぺぱぷんたす008』が小学館から発売されました。この本は「紙でできること、紙だからこそできること」をテーマにしており、アートディレクターの祖父江慎氏のもと、著名な表現者たちが集結したユニークな一冊です。特に今回は、演出振付家のMIKIKO氏が長年温めてきた特別企画が付録として含まれ、子どもたちの創造力を育む遊びの実験場が整備されています。
『ぺぱぷんたす』のコンセプト
『ぺぱぷんたす』は、毎号異なるクリエイターたちが一緒になって「遊びの実験場」を創り出すプロジェクトです。今回も13組のアーティストが参加し、それぞれの視点で「紙」という素材から驚くべき表現を生み出しています。収録された作品は、多彩で、子どもたちの好奇心をくすぐる内容に満ちています。
表現者たちのクリエイティブな協力
参加しているクリエイターには、100%ORANGEや谷川俊太郎、みやこしあきこなど、著名なアーティストが名を連ねています。彼らはそれぞれの技術とアイデアを組み合わせ、「紙の世界で遊ぶとはどういうことか」を提案しています。特に、谷川俊太郎氏の「ぺぱぷんたすのうた」や、服部一成氏の「かみのさる」など、多様な作品が詰まっています。
MIKIKO氏の特別企画
今回の目玉は、MIKIKO氏による「あいうえおなまえオノマトペ」の企画です。このプログラムは、保育士向けに開発されたもので、楽しく身体を動かすことを促します。オノマトペを用いたこのダンス遊びは、名前や好きな言葉を使って、音楽に合わせて体を動かす楽しさを子どもたちに伝えます。
この付録には特製のオノマトペカードと専用アプリが付いており、遊びの幅が無限に広がります。たとえば、自分の名前を選び、その名前に関連するオノマトペを用いることで、オリジナルのダンスを作ることができ、遊びながら言葉に対する理解や表現力を育てます。
祖父江慎氏のビジョン
祖父江慎氏は、このシリーズが「読む本」ではなく、遊びながら考える本であることを重視していました。『ぺぱぷんたす』は、子どもたちが遊びを通じて自らの問いを持ち、創造力を発揮する場として設計されています。手を動かすことで新しい考えが生まれるという理念が、一冊を通じて語られています。
まとめ
『ぺぱぷんたす008』は、ただの絵本ではなく、子どもたちが創造的に遊び、学べる機会を提供します。手で触れ、遊び心を持って取り組むことが、子どもたちの心を育てる大切な時間であることを再認識させてくれる一冊です。これからの未来を担う子どもたちにとって、感情を表現する豊かな言語能力を育むきっかけとなることでしょう。