トランスコスモスのグローバルなLCMサービス
トランスコスモスは、グローバルに展開する企業向けに新たにライフサイクルマネジメント(LCM)サービスを開始しました。このサービスは、IT資産の策定から環境構築、調達、運用、そして廃棄に至るまでの全てを一元管理し、企業のIT管理を効率化すると同時に、強固なセキュリティを提供するものです。
このLCMサービスは、主にASEAN地域をターゲットとしており、国や地域ごとの特性を反映したIT資産の運用を支援します。国外で事業を展開する企業は、それぞれの業務環境やリスクを考慮したIT資産の管理が求められるため、トランスコスモスはそのニーズに応えるべく、幅広いサービスを展開します。
具体的なサービス内容
トランスコスモスは、以下のようなIT資産のライフサイクル全般にわたるサービスを提供します:
企画段階では事前調査を行い、デバイス展開の設計を行います。その後、PC、Windows OS、M365ライセンスなどの調達を始め、社内共通設定のイメージを作成します。また、デバイスを個別に設定し、出荷するキッティングも行います。
各国での作業に対し、オンサイトやリモートでのサポートも提供し、運用の円滑化を図ります。故障したデバイスについては、修理受付を行い、代替機の手配も行います。
使用しなくなったデバイスの回収やデータ消去、再販や廃棄業者の手配により、環境に配慮した対応も実施します。
各国のライセンスやデバイスを集中管理する体制を整え、アカウントやセキュリティ運用の計画、M365やIT資産管理ツールの構築を行います。また、ヘルプデスクを設け、デバイスの使い方や社内ICT環境に関する問い合わせにも対応します。
クラウド利用に伴うID連携やシステム設定、セキュリティパッチの適用など、適正なセキュリティ管理を行います。
これらのサービス全てを通じて、日々のIT資産情報の更新やインシデント状況のレポートを行い、企業のIT資産管理を最適化させていきます。
トランスコスモスの信念
トランスコスモスは1966年に設立され、企業の競争力を高めるため、優れた人材と最新技術を融合させたサービスの提供に注力しています。この新しいグローバルLCMサービスを通じて、企業が抱えるIT資産管理上の課題を解決し、事業展開のリスクを最小化するための、安全なデバイス管理を実現することを目指しています。
トランスコスモスの取り組みは、ただ単に技術を提供するだけではなく、企業のデジタルトランスフォーメーションを積極的に支援し、より良いビジネス環境を構築するためのパートナーとして、これからも進化していくことでしょう。