新たな決済手段「デジタル現金払い！Jamm」銀行参画で利便性向上

新たなオンライン決済サービス『デジタル現金払い！Jamm』

最近、フィンテックの進化とともに、従来の決済方法から新たなデジタル決済手段への移行が加速しています。その中でも、特に注目を集めているのが株式会社Jammが提供する「デジタル現金払い！Jamm」です。今回は、この新しいサービスがどのように進化しているのか、そしてどのようなメリットがあるのかを掘り下げてみましょう。

1. 新たな銀行の参画

2023年3月に設立された株式会社Jammが展開する「デジタル現金払い！Jamm」に、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行の3行が新たに加わりました。この提携により、オンライン事業者は総計308の金融機関の口座を持つユーザーから支払いを受けることができるようになります。これにより、多種多様なユーザーに対してサービスを提供できる環境が整いました。

2. A2A決済の特長

「デジタル現金払い！Jamm」は、A2A決済（Account to Account）型の新しい決済サービスです。これにより、ユーザーは自分の銀行口座から直接、ECサイトなどのオンライン事業者に料金を支払うことが可能です。

支払い方法も簡単で、ECサイトで「デジタル現金払い！Jamm」を選ぶだけで、ワンクリックで決済が完了します。導入する事業者側は、305行のユーザー口座からスムーズに代金を受け取ることができ、ユーザーは一度の口座登録で加盟店での支払いができるメリットがあります。

3. 低コストな決済手数料

Jammの最大の魅力の一つには、1.8%という低い決済手数料があります。これは2025年末まで適用され、その後は2.5%に改訂される予定ですが、それでも業界内では競争力のある手数料です。オンライン事業者は、JammのSDKやAPIを利用し、自社の決済システムと連携させることで、この新しい決済手段を導入できます。

もっと詳しい導入方法については、公式サイトで確認できます。
導入方法の詳細はこちら

4. ユーザーフレンドリーな体験

さらに、「デジタル現金払い！Jamm」のインターフェースは非常にシンプルで使いやすい設計です。ユーザーは、一度銀行口座を登録するだけで、その後は携帯電話の生体認証を使い、簡単に決済を行うことができます。これにより、必要な手続きを最小限に抑えつつ、セキュリティも確保しています。

詳細な対応金融機関については、以下のリンクから確認できます。
利用可能な金融機関一覧

5. Jammのビジョン

株式会社Jammの代表取締役CEOである橋爪捷氏は、「Unleashing everyone with the power of fintech」という理念のもと、フィンテック技術を通じた社会の「解き放ち」を目標にしています。消費者にも事業者にも、より良い決済環境を提供することで、社会の利便性を向上させることに取り組んでいます。

新たな決済手段の導入や参加についての申し込みは、以下のリンクから行えます。
導入申し込み