防災備蓄の新しいスタイル
阪神・淡路大震災から31年が経過した今、企業や福祉施設では防災の重要性が一層認識されています。このたび、児嶋防災株式会社が新たに導入した法人向け防災倉庫「あんしんの蔵」と、それに連動した実証型防災リュック「あんしんのリュック」が公開されました。この新たな提案は、被災者の声をもとに開発されたもので、災害時の迅速かつ確実な対処を可能にします。
「あんしんの蔵」とは
「あんしんの蔵」は法人及び施設向けに設計された防災備蓄倉庫です。災害の際に必要な物資が見つからない、取り出せないといった初動段階での問題を解決することを目的としています。
この防災倉庫は、一括管理による備蓄の見える化、点検、運用設計までを包含し、企業が必要とするサポートを提供します。具体的には、備蓄品目の整理や運用フローの整備を行い、今後も持続可能な運営ができる仕組みを作り出します。
防災リュック「あんしんのリュック」
実証型防災リュック「あんしんのリュック」は、その名の通り被災現場の声を反映した商品です。大災害が発生した際には、特に初動が重要であり、まずは建物の外に無事に出ることが求められます。このリュックは、災害後の最初の三日間を生き抜くために必要な最低限の備品を揃えています。リュックは明確にデザインされており、迅速な行動を促す工夫がなされています。
リュックには、次のようなアイテムが含まれています:非常食や飲料水、簡易トイレ、防寒用アルミシート、懐中電灯、ウエットタオルなど、数日間生き延びるためのセットが整えられているのです。これにより、企業や福祉施設は、必要な時にすぐ持ち出せる体制を築くことができます。
導入の利点
1. 迅速な初動を支える体制
「どこに何があるか」を把握しやすく、初動での迷いを防ぎます。これにより、災害時の効率的な対応が可能となります。
2. 備蓄の“正解”を見極める
企業の規模や業種、特性に応じた最適な備蓄を提案することで、必要なものが過不足なく整えられます。また、備蓄の運用に関しても、スムーズに引き継げる仕組みとなっています。
3. 継続的運用を支える仕組み
防災の担当者が変更されても、運用が滞らないように必要な情報や流れを整備します。これにより、データやノウハウが蓄積され、組織全体の防災力を向上させます。
今後の展開
今後、児嶋防災株式会社は導入した企業や施設に対して、さらなるヒアリングを行い、防災に関する実際の事例や運用の工夫を発信していく予定です。これにより、地域全体の防災力の向上にも寄与していきたいと考えています。
災害に備えるということは、単に物資を揃えることではなく、「使える形」で整えることが重要です。児嶋防災の新しい取り組みで、より強固な防災体制を築く一助となるでしょう。