UMIの新投資ファンド
2023-09-15 15:03:20
UMIが脱炭素化推進へ新たな投資ファンドを設立
UMIが脱炭素化推進へ新たな投資ファンドを設立
2023年9月、UMI株式会社は脱炭素化をテーマとした新たな投資ファンド「UMI3号脱炭素東京投資事業有限責任組合」を組成しました。このファンドは、脱炭素社会の実現を目的とし、カーボンニュートラルを目指すスタートアップ企業への投資を行います。
UMIの母体である「UMI3号ファンド」は、2022年に設立され、その姉妹ファンドとして「UMI脱炭素ファンド」が2023年1月に登場しました。これらのファンドは、主に素材や化学産業に関連する技術への投資を行うことで、脱炭素化を進める役割を果たしています。
新ファンドの目的と投資先の選定
UMI3号脱炭素東京ファンドは、出資金額1,010百万円をもとに、脱炭素化に寄与するポテンシャルを持つベンチャー企業を支援することを主要な目的としています。特に、素材・化学領域における技術革新に投資を行うことに重点を置き、持続可能な産業の形成を目指しています。出資者には、東京都による60億円の出資を受けた「脱炭素化ベンチャー支援ファンド・オブ・ファンズ」が名を連ねており、出資先選定においても自治体との連携が強化されています。
すでに進行中の取り組み
UMIは、すでに多くのスタートアップへの支援を行っており、その中で獲得した知見や経験をUMI3号脱炭素東京ファンドにも反映させています。たとえば、脱炭素化に関連する技術や事業に特化した支援プログラムを構築することで、出資先企業の成長を後押しします。このプログラムは、事業の発展を促進するために必要なリソースの提供やマネジメント支援を網羅しています。
今後の展開と期待
UMI3号脱炭素東京ファンドの設立は、東京都が推進する2050年ネット・ゼロ達成への取り組みの一環として位置づけられます。今後、このファンドが支援するベンチャー企業が成長し、社会全体の脱炭素化に貢献することが期待されます。また、UMIは、企業とアカデミアの連携を一層強化し、新しい技術や事業の開発を促進することで、日本の技術力の向上にも寄与していく考えを示しています。
まとめ
今回のUMI3号脱炭素東京投資事業有限責任組合の設立は、脱炭素化を進める企業への支援を通じて、持続可能な未来の構築を目指す重要なステップです。UMIは、今後も新しい取り組みを続け、より多くのベンチャー企業が成長するための環境を整えていく意向を表明しています。
会社情報
- 会社名
-
ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社
- 住所
- 東京都中央区築地1-12-22コンワビル2F
- 電話番号
-
03-5148-5241