ボヘミアムちゃんが草津市長を訪問
滋賀県の草津市で開催された『スポGOMI甲子園2024・滋賀県大会』において、光泉カトリック高等学校のチーム「ボヘミアムちゃん」が見事に優勝を果たしました。そこで、彼らは大会での成果を報告するために、橋川草津市長を表敬訪問しました。この訪問は、若者の環境意識向上や地域美化活動の重要性を改めて認識させる貴重な機会となりました。
スポGOMIとは
スポGOMI甲子園は15歳から18歳の高校生を対象にした、地球環境を守るためのユニークな競技です。本競技では3人1組のチームが制限時間60分の間に、特定のエリア内のゴミを拾い、その質と量でポイントを競います。この活動は、仲間と協力しながら楽しむだけでなく、地域や海洋のゴミ問題に対する意識を高めることを目的としています。
この活動は、日本財団が推進している「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環でもあり、一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが企画しています。2024年10月26日に行われた滋賀県大会では、光泉カトリック高等学校が優勝し、その成果を市長に報告することとなりました。
表敬訪問の様子
表敬訪問は2024年11月20日の午後に草津市役所で行われました。プログラムは16時15分から始まり、記念撮影を16時25分に実施し、16時30分には終了する予定でした。橋川市長は、ゴミ問題に取り組む若者たちに対し、「スポGOMI甲子園は環境美化を進める素晴らしい取り組みであり、また報告に来てほしい」と語りました。また、草津市全体での美化活動の重要性も強調されました。
優勝チームの感想
「ボヘミアムちゃん」のメンバーは、スポGOMI甲子園に参加したことでゴミ拾いの重要性を実感したとコメントしています。「きれいな通りではゴミが少なかったが、人目のつかない裏路地には多くの吸い殻やゴミがあり驚いた」と彼らは語り、ポイ捨てが環境破壊につながることを痛感したそうです。今後も自然保護活動に参加し続けたいという意気込みも述べられました。
光泉カトリック高校は今回が5回目の全国大会出場で、過去最高は6位です。彼らは「全国大会ではスポーツとして楽しむ一方、優勝を目指して全力を尽くす」と力強く宣言しました。
CHANGE FOR THE BLUE プロジェクト
この活動は、国民一人ひとりが海洋ごみ問題を自分の問題として捉えることを目指し、日本財団が推進している「海と日本プロジェクト」の一環です。2018年からスタートしたこのプロジェクトは、国民に対し、これ以上海にゴミを出さない意識を高めることを目指しています。産業、官公庁、学術界、民間が連携し、海洋ごみ削減のモデルを国内外に発信する取り組みが続いています。
最後に
草津市の「ボヘミアムちゃん」と市長の向上心が結びつき、地域の環境問題に対する意識がさらに高まることを期待しています。スポGOMI甲子園を通じて、若者たちのアクションが多くの人々に広がることで、明るい未来に繋がることを願っています。