日本FP学会賞論文募集
2024-09-26 11:51:50
第20回「日本FP学会賞」論文募集開始とその意義について
近年、パーソナルファイナンスに関する関心が高まっています。その影響を受けて、日本FP学会は第20回「日本FP学会賞」の論文募集を開始しました。この賞は、ファイナンシャル・プランニングの理論や実践に寄与する研究を表彰することで、財務管理に関する知識の深化を促進することを目的としています。日本FP協会が共催し、幅広い研究分野からの応募を受け付けるこの賞は、特にライフプラン、資産運用、リスクマネジメント、不動産、税務、法律、金融経済教育を含む八つのテーマに焦点を当てています。
2024年9月21日に大阪公立大学で開催された日本FP学会大会では、第19回日本FP学会賞に該当作なしとの報告がありました。しかし、これは第20回の募集を新たに迎える好機でもあります。この大会を通じて、パーソナルファイナンス分野における独創的かつ優れた研究を見いだすチャンスが用意されています。
表彰内容と応募要項
この賞は、「最優秀論文賞」や「優秀論文賞」のほか、奨励的な「日本FP学会奨励賞」などを通じて、研究成果に対する評価を行ないます。また、大学生向けの「学生奨励賞」や実務家向けの「日本FP協会賞」も設けられており、それぞれに対して賞状や金銭的な奨励金が授与されます。特に、最優秀論文には50万円の研究奨励金が授与され、優秀論文でも30万円が支給されるなど、実際の金額にも重みがあります。
応募の締切は2025年5月7日で、結果発表は2025年度の日本FP学会大会で行われる予定です。このように、具体的なタイムラインが設定されていることも、研究者にとっては計画的な研究活動を促す要因となります。
日本FP学会の設立目的
日本FP学会は2000年に設立され、グローバリゼーションの影響を受けた金融システムの安定や発展を目指しています。個人の資産管理に関する教育や研究を支援するため、研究者や実務家が相互に交流し、実社会に即した研究を進めることが求められています。これにより、日本においても効果的な資産設計や管理方法が開発され、個人投資家や預金者の利益を守るための学問的な裏付けが整っていくのです。
今後、応募を考えている研究者や学生は、自らの研究を通じてこの分野に新しい視点を提供し、パーソナルファイナンスの振興に貢献することが期待されています。詳細については公式ウェブサイトをご覧いただくことで、最新情報を把握することができます。日本FP学会がどのような未来を描いているのか、そしてそれに対してどのような研究が集まるのか、今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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NPO法人日本FP協会
- 住所
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