特定技能ナビの新サービス
2021-02-15 10:00:05
特定技能ナビが開設した新たな人材データベースとマッチングサービスの舞台裏
特定技能ナビが新たな求人マッチングサービスを開始
2023年に入り、特定技能ナビが大きな進展を遂げました。これまでの求人情報をオープンにし、求職者のデータベースを公開することにしたのです。この施策は、外国人材の求人・求職市場をより透明かつ公平なものにしようとしている意味で、特筆すべきものです。
特定技能制度の現状
特定技能制度は、2019年にスタートした外国人材受け入れのための制度です。本制度は、主に人手不足が深刻な業種、特に飲食業や宿泊業、介護などの分野において活用が期待されていました。しかし、当初の予想を下回る受け入れ状況が続いており、その背景には制度の複雑さや厳しい資格条件の影響が挙げられます。加えて、COVID-19の影響で、これらの業種の求人が停滞しているのが現状です。
求人情報の透明性を確保
現在、特定技能人材の募集は主にSNSを介して行われることが多く、情報は非常に閉鎖的です。そんな中で、外国人ブローカーによる不透明な手法も散見されています。例えば、面接の設定に高額な費用を請求するケースや、実際の内定条件と異なる状況が報告されています。これらの問題は、特定技能制度の利用を迷わせる要因とされています。
特定技能ナビの目指すべき方向性
特定技能ナビは、このような状況を打破すべく、求人情報の開示だけでなく、求職者のデータベースを新たに公開しました。求職者は自身の希望職種や資格情報に基づいて求人情報を検索でき、逆に企業は自社に合った人材をスカウトすることが可能になります。これは、日本国内の一般的な求人サイトで行われているサービスを外国人向けに適用する試みであり、期待が寄せられています。
特定技能人材のマッチングの意義
技能実習生のマッチングは、コロナ禍の影響を受けながらも続いています。しかし、特定技能のマッチングは、そのための情報が少なく、利用者にとって利用しづらい状況が続いています。当社は、新型コロナウイルスによる生活様式の変化を背景に、求人情報を双方向でやり取りできるオンラインプラットフォームを提供することで、特定技能人材のマッチングの効率性を高めることを目指しています。
株式会社プッシュオンの背景
この新サービスは、株式会社プッシュオンによって運営されています。当社は、日本マイクロソフトや米国マイクロソフト本社での勤務経験を持つ人々が集まり、2012年に設立されました。特に、日本語教育と外国人材の紹介に力を入れており、特定技能制度の重要性を理解した上で「特定技能ナビ®️」を展開しています。
結論
特定技能ナビの導入は、日本の労働市場での外国人材の活用に新たな道を開くものであり、求人企業、求職者双方にとって有益なプラットフォームとなることが期待されます。今後の展開に注目が集まっています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社プッシュオン
- 住所
- 港区海岸1-14-17ベイサイド竹芝1401
- 電話番号
-
03-6435-7887