小紅書(RED)向け新SNS運用代行『REDee』が日本市場へ本格参入

小紅書(RED)に特化したSNS運用代行サービス『REDee』始動

中国発のSNS「小紅書（RED）」が日本での認知度を急速に高めています。このプラットフォームは、美容やライフスタイル、旅行、グルメなど、多岐にわたるジャンルの情報がシェアされており、特にZ世代やミレニアル世代の購買行動に大きな影響を与えています。このたび、深圳逸一文化有限公司（YITABI）とGivee株式会社が提携し、企業向けに新たなSNS運用代行サービス『REDee』をスタートさせました。

1. 『REDee』の背景と共同の目的

YITABIは、REDに精通した中国マーケティングの専門家で、Giveeはショート動画制作とSNSマーケティングに強みを持つ企業です。両社は、訪日観光客向けに特化したショート動画を制作し、それに伴うアカウント運用支援を行うことを目的として『REDee』を始めました。日本企業がREDに進出する際のハードルを下げるため、動画クリエイティブ制作からキャスティング、アカウント開設支援まで一貫したサービスを提供します。

2. 『REDee』サービス内容

『REDee』では、以下のような支援を行うことで企業のREDでのブランド発信をサポートします：

- コンテンツの企画から撮影、編集、翻訳までの全過程を支援。
- 投稿設計、分析、一元的な運用代行。
- KOL（インフルエンサー）のキャスティング。
- 中国市場向けの商品PRやブランド認知の戦略立案と実行。
- 投稿パフォーマンスに基づいた運用レポートの作成。

これにより、日本企業はRED上での効果的なプロモーションを行えるようになります。

3. 『REDee』の特長

このサービスの特長は、REDに精通する中国人コンサルタントが関わる点です。彼らは、REDのアルゴリズムを理解し、最適なコンテンツを制作する能力を持っています。特に日本企業向けにカスタマイズされたインフルエンサーのキャスティングを行うことで、より高い宣伝効果を目指します。また、公式アカウントの開設支援も行い、企業のスムーズな参入を図ります。

4. 経営者のコメント

YITABIの王逸心代表は、小紅書（RED）が訪日観光客の購買行動において先行者メリットを得やすいプラットフォームであると指摘しました。彼は、REDに特化した知識とGiveeの優れたクリエイティブ力を融合することで、訪日観光客に対してより効果的なプロモーションが可能になると自信を持っています。

一方、Giveeの村上卓斗代表は、これまで中国市場へのマーケティングで支援ができていなかった問題を解決するためにYITABIとの提携を楽しみにしていると語ります。彼は、この連携により、より広範な日本企業へのサポートが可能になることに期待を寄せています。