インフォアジャパンが自動車業界向けクラウドERPを東京で運用開始

インフォアジャパン、東京で自動車業界向けクラウドERPの運用開始



インフォアジャパン株式会社が、特に自動車業界に焦点を当てたクラウドERPソリューション『Infor CloudSuite Automotive』の運用を、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のアジアパシフィック東京リージョンで開始したとのニュースが発表されました。この取り組みは、国内での自動車業界のビジネス拡大に応じたもので、ユーザーは最新のクラウド技術を利用可能となります。

自動車業界特化のクラウドERP



インフォアジャパンが提供する『Infor CloudSuite Automotive』は、世界中で800社以上の自動車関連企業に導入されている実績のあるソフトウェアです。AWS上でのサービス提供が実現したことで、自動車部品のサプライヤーは基幹業務のデータを安全に管理しつつ、高度なセキュリティとコンプライアンスを享受できるようになります。

このシステムは、マルチテナント型で運用され、多様な生産形態をサポートします。具体的には、組立、繰返し生産、プロジェクト型、混流ラインの同期に対応し、グローバルな生産活動やサプライチェーンの計画、管理、可視化が可能です。このような機能は、企業がトータルコスト(TCO)を削減するのに役立つでしょう。

ビジネス変革の促進



現在、日本の自動車業界は、CASE(Connected, Autonomous, Shared, Electric)や半導体不足の影響を受け, ビジネスモデルのトランスフォーメーションを必要としています。インフォアジャパンのマネジメントは、この『Infor CloudSuite Automotive』の導入が、自動化を進めるとともに、業界内でのさらなる協力を促進することを期待しています。

企業は自動車業界特有の内示や確定、納入指示を含む受注業務を効率的に管理でき、取引先ごとの標準EDI受信や時間指定出荷も容易になります。加えて、Webポータルや業界向けの分析ツールも活用可能で、効果的な意思決定をサポートします。

AWSとのパートナーシップ



インフォアジャパンによるこの取り組みは、アマゾン ウェブ サービス ジャパンも歓迎しています。AWSプラットフォームと連携することで、低遅延でのサービス提供が実現し、国内でのデータ管理も可能となります。これにより自動車業界の顧客が業務効率化を図りながら、TCOの削減とビジネス変革を進めることが期待されています。

まとめ



インフォアジャパンの新たな取り組みは、自動車業界全体に技術革新をもたらす重要なステップとなります。日本市場におけるマルチテナント型クラウドERPの運用開始によって、業種特有のニーズに応じた価値の提供が進むことでしょう。この新しいモデルがどのように各企業のビジネス環境を変えてゆくのか、今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
インフォアジャパン株式会社
住所
東京都千代田区有楽町1-1-3東京宝塚ビル16階
電話番号
03-4520-0700

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