米沢のものづくり発信
2025-02-20 10:44:53

米沢の伝統工芸がパリで新たな風を呼ぶ「360°よねざわオープンファクトリー」

米沢の伝統工芸がパリで新たな風を呼ぶ



2025年1月24日と25日の2日間、メゾン・オブ・ファッションとして知られるパリのマレ地区において、「360°よねざわオープンファクトリー in パリ」が開催されました。このイベントは米沢市の企業が協力して、新たな創造と文化の発信を目指すものです。

360°よねざわオープンファクトリーとは


このプラットフォームは2023年度からスタートし、米沢の特色ある繊維産業を代表する企業が参加しています。このプロジェクトを通じて、地域の技術や文化を世界に広めることを目的としています。今回はパリファッションウィーク中に当イベントが行われ、特にファッション業界の関係者から注目を集めました。

パリの人気エリアでのポップアップストア


ポップアップストアは、サンポール地区に設置され、訪問者に米沢織物の魅力を体感してもらう場となりました。ここには、近賢織物有限会社、株式会社新田、株式会社nitorito、山口織物鷹山堂有限会社が出展し、伝統的な着物からファッション小物まで幅広い商品が並びました。

サンポール地区は歴史的な建造物に囲まれ、美しい石畳が印象的な人気観光地であり、ファッションや文化の発信地としても知られています。来場者は多岐にわたり、米沢の独特なファブリックの魅力を体験していました。

来場者の声


実際に触れた来場者の中には、イスラエルのファッションデザイナーやパリ在住の市民、学生などがいました。彼らからは「見たことのない生地のパターンが気に入った」「日本の文化は素晴らしい」といった感想が寄せられ、さらなる関心を引きました。約100名が訪れたこのイベントは、多様な世代やバックグラウンドの人々との交流の場にもなりました。

出展企業の関係者からも好評の声が上がり、商品を美しくディスプレイしてもらえたことや、現地の反応を直接聞けたことは良いPRの機会だったとのことです。一方で、「地域全体での取り組みを続けることの難しさ」を感じる意見もありました。これからの活動においてこの経験が活かされることが期待されます。

米沢の繊維産業の特徴


雪と歴史の街、山形県米沢市は繊維産業において重要な役割を果たしています。この地の繊維技術は、江戸時代から受け継がれた歴史があり、自然素材である紅花を使用した染色法など、絶えず進化を続けています。近代化の波に乗り、多くの化学繊維工場も立地していますが、それでもなお米沢の手織りや伝統技術は特異な存在として評価されています。

今後の展望


米沢のものづくりの新たな可能性を広げるためにも、これからもパリや他の国でのプロモーションイベントが計画されています。2025年9月には第3回の「360°よねざわオープンファクトリー」が予定されており、さらなる発信の場を提供することで地域ブランドの強化を図りたいと考えています。

このイベントを通じて、国際的なネットワークの構築とともに、米沢の魅力を広めるための機会が創出されました。私たちはこれらの経験を生かし、地域の産業振興と文化交流のさらなる発展を目指します。


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会社情報

会社名
プラットヨネザワ株式会社
住所
山形県米沢市本町2丁目1-12マチスタヂオ2F
電話番号
0238-33-0056

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