屋久島の自然を守る「サマナ基金」が新たに始動します

屋久島の自然を守る新たな取り組み「サマナ基金」

屋久島、世界自然遺産として知られるこの地域に新たな動きがあります。平川商事株式会社が運営する「samana hotel Yakushima」が、2024年のリブランドオープンに向けて設立した「サマナ基金」です。この基金は、環境保護や地域への貢献を目的とし、宿泊客が協力できる仕組みを取り入れています。

「サマナ基金」の目的

サマナ基金は、宿泊者一人につき200円の寄付をお願いし、その収益を屋久島の環境保護活動に使います。具体的には、2025年3月に屋久島の登山道整備に初回の資金を支出する予定です。この基金が地域の自然保護活動に役立つことを期待しています。

登山道整備とワークショップ

今回の基金設立に伴い、屋久島山岳ガイド連盟が主催するイベント「屋久島公認ガイドが導く近自然工法による登山道保全ワークショップ」が開催されました。島外から多くの参加者が集まり、屋久島の自然や生態系の保全に対する理解を深めることができました。初日は白谷雲水峡で自然観察を行い、次の日にはsamana hotel Yakushimaから徒歩圏内にある尾之間歩道での整備作業を行いました。

「サマナ」の意味と理念

ホテル名「samana」はサンスクリット語で「調和」を意味します。この名称には、屋久島の自然との調和や、地域に生きる人々の伝統や文化を大切にし、共生を目指すという理念が込められています。サマナホテルは、持続可能な島づくりのために積極的に取り組んでおり、地域の人々と共に成長していくことを目指しています。

April Dreamプロジェクトへの賛同

また、samana hotel Yakushimaは4月1日を「夢を発信する日」とするApril Dreamのプロジェクトにも賛同しています。このプロジェクトは、企業が将来実現したい夢を発信し、社会に向けてコミュニケーションを図るものです。サマナホテルも、この夢の実現に向けて真剣に取り組んでいます。

屋久島の特等席での至福の瞬間

「samana hotel Yakushima」は、屋久島の中でも特に美しい景観を楽しむことができる立地にあります。客室からは絶景の大海原とモッチョム岳の雄大な姿を堪能でき、その場所で過ごす時間はまさに贅沢そのものです。地元食材を使った料理や源泉かけ流しの温泉も魅力で、自然と一体になれる特別な体験を提供しています。