大阪で挑む新しい学びのかたち
2025年12月23日、大阪市で行われる冬休みの特別イベントに、不登校小学生が参加します。主催は株式会社NIJINが運営する「NIJINアカデミー」。このオルタナティブスクールは、最新の教育手法としてメタバースやXR技術を活用し、子どもたちの多様な経験を大切にしています。
イベントの概要
本イベント『地域の心豊かな暮らしを実現するVR/XR等技術展示&ピッチ』では、地域の課題解決を目指す企業や団体が集まり、VR/XR技術を駆使した新しい生活様式を提案します。NIJINアカデミーは、その中で在校生が自らのプロジェクトや思いを来場者に直接伝える機会を持つことが特徴です。
日時:2025年12月23日(火)11:00〜18:00
会場:QUINTBRIDGE(大阪市都島区)
参加費:無料(未成年者は保護者同伴)
イベントの詳細については公式ページをご参照ください。
不登校小学生の新たなチャレンジ
NIJINアカデミーの在校生は、メタバース校舎のライブ案内を行いながら、教育の可能性を示すとともに、様々なプロジェクトを発表します。彼らが手掛ける活動は、自分の興味や価値観から生まれたものであり、それに基づく直感的なメッセージを地域の人々と共有します。
プロジェクトの一例
- - 運動会企画:自ら競技内容やルールを考え、「学校以外の場所で運動会を実施」する企画。
- - NIJIN曲プロジェクト:オリジナル曲を制作し、自ら演奏やミュージックビデオを制作する。
- - ガンダム×世界平和:人気アニメ「ガンダム」をテーマに、世界平和について考えるプロジェクト。
- - 電車サークルプロジェクト:電車の路線や車両に対する興味を深め、その情報を共有する活動。
これらのプロジェクトは、単なる趣味から生まれたものですが、彼らの言葉を通じて地域に向けて社会的メッセージを発信します。
子どもたちの想い
参加予定の小学生の一人は、「このイベントでNIJINアカデミーを紹介したり、メタバース校舎を見てもらったりするのが楽しみです。名刺交換もできると思うとワクワクします。」と話します。このように、子どもたちはイベントを通じて自己表現の場を持ち、社会との接点を増やすことを楽しみにしています。
NIJINアカデミーとは?
NIJINアカデミーは、2023年に開校した不登校の子どもたちを対象としたオルタナティブスクールです。全国から約600名以上が在籍し、少人数制の授業を基に子どもたちの心理的安全性や個性を尊重した学びを提供しています。彼らの理念は、「学校に行けないことが劣等感や罪悪感にならないようにする」ことであり、そのためのプログラムが整えられています。
株式会社NIJINの理念
「教育から国を照らす」という理念のもと、教育課題を様々な角度から解決するための取り組みを実施。教育の現場における機会均等を目指し、教育の未来を築くために活動を続けています。
このように、大阪での共創イベントは、単に技術を紹介する場ではなく、子どもたちが社会の一員としての意義を学び、成長する場となります。未来の社会をつくるのは彼らのような子どもたちです。ぜひ、会場でその姿を見てください!