GeNiEとIDOM CaaS Technologyの提携
最近、GeNiE株式会社とIDOM CaaS Technology(ICT)が業務提携を発表し、マイカーのサブスクリプションサービス『ノレル』内に新たな貸付サービス『NOREL MONEY』を導入することが明らかになりました。この提携により、サービスの与信モデルが大幅に向上することが期待されています。
提携の背景
GeNiEは消費者金融のリーディングカンパニーであるアコムの子会社として、レンディング分野でのエンベデッド・ファイナンスを推進しています。一方でICTは、2020年にIDOMから分社化し、マイカーサブスクの提供を始めた企業です。ICTは、クルマを所有することなく多様なカーライフを楽しむことができるサービスを目指していますが、従来の信販審査基準においては多くの方が審査に通らないという課題がありました。
新サービス『NOREL MONEY』とは
『NOREL MONEY』は、1,000円からの小額貸付が可能で、申し込みから審査まで最短15分というスピーディーなサービスです。利用者は整備費用や部品購入費用を補填するための資金を迅速に調達できます。実際、ICTの調査によれば、信販会社の審査を受けた人の6割以上が落ちてしまうという現実があり、この新しい融資サービスは特にそのような方々に光をもたらすでしょう。
提携による与信モデルの進化
GeNiEの高精度な与信ノウハウが加わることで、ICTは独自の与信ノウハウと融合し、「ノレル」の与信モデルを更に強化します。この新しいアプローチにより、リース審査に通らなかった方にもまずはレンタカーを提供し、支払実績や運転データをもとに与信スコアを算出し、信用回復後にリース車両を提供する独自のフローが構築されています。
今後の展望
GeNiEはICTと共同で、消費者の信用力を正確に見極め、『乗りたい、を叶える。乗れない、をなくす。』という目標を掲げています。今後は、貸付サービスの利用データも与信モデルに反映され、さらなるサービスの充実が期待されます。両社のノウハウを駆使し、新しいカーライフの形を提案することが目指されています。
マイカーサブスク『ノレル』の特長
『ノレル』は、独自の与信ロジックと残価設定のノウハウを生かし、ユーザーにとって手軽で負担の少ないカーライフを提供します。購入や契約に煩わしさを感じることなく、誰もが簡単にカーライフを楽しむことができるサービスです。予測困難な社会情勢の中、所有の概念から解放され、より身軽なカーライフを実現しています。
まとめ
GeNiEとIDOM CaaS Technologyとの提携が実現する新しい貸付サービス『NOREL MONEY』は、今後のカーライフにおける与信モデルの進化を象徴しています。これにより、より多くの人々が理想的なカーライフを実現できることを期待しています。興味のある方は、ぜひ『ノレル』のサービスサイトをチェックしてみてください。
サービスサイト:https://norel.jp/
【GeNiE株式会社】
所在地:東京都中央区八丁堀4丁目3番5号
設立日:2022年4月1日
代表者:齊藤雄一郎
【IDOM CaaS Technology】
所在地:東京都渋谷区神南一丁目19番4号
設立日:2020年4月
代表者:山畑直樹