伸栄商事のAI導入による業務効率化
伸栄商事株式会社が、JAPAN AI株式会社の支援を受けてAIシステムを導入しました。今回の導入により、業務効率化が実現し、合計の作業時間が約52時間から約12時間に短縮されました。AI技術は業務の多くの面での改善をもたらし、伸栄商事の業務運営に新たな可能性を開いています。
会社の背景と導入の目的
伸栄商事は、全国の生活協同組合を主要な取引先とし、化粧品や健康食品、日用品雑貨の企画から製造・販売を行う卸商社です。社内でも生成AIの普及が進んでいたものの、運用ルールやガイドラインの整備が追いついておらず、セキュリティリスクが顕在化していました。加えて、部門ごとの業務が手作業に依存しており、業務の効率性向上が求められていました。
JAPAN AIの導入経緯
さらに、他社の導入事例を踏まえた結果、導入の際には「使われないツールを導入しない」という方針が掲げられました。そこで、JAPAN AIはトライアル設計とAIエージェントビルダーを提供し、現場の反応やつまずきを事前に確認できる機会を設けました。これにより、AIを活用する土台を築くことに成功したのです。
成果の詳細
スタート時のトライアルは各部門から選ばれた22名によって実施され、手厚いサポートが提供されました。各部署での研修やオンラインの相談会を通じ、AIの活用方法を学んでいきました。その結果、以下のような業務時間の短縮が見られました。
- - 業務マニュアル作成:従来240分かかっていた作成時間が、AIによる支援で60分に。
- - 営業実績表作成:年数回の大規模な作成作業が480分からわずか10分に。
- - 受注メールの自動整理:受発注メールの内容整理をAIで自動化し、確認作業を大幅に効率化。
- - 確認書類の照合:AIによりFAXで受信した書類のチェックを簡略化し、負担を大きく軽減。
- - 会議の議事録作成:オンライン会議後の文字起こしがAIによって迅速に行えるようになりました。
これまでの作業負担が大幅に軽減され、全社的にAI活用が進み、社員の理解も深まりつつあります。
企業のコメントと今後の展望
伸栄商事の三谷社長は、AIの導入によって業務効率化が実現しただけでなく、今までの守備範囲を超えて新たな挑戦ができるようになったことに期待を寄せています。 AI導入の先には、働き方改革も見据え、さらなる成長を目指します。
JAPAN AIは今後も幅広い業種や企業において、ITに関する知識や経験が異なる組織でもAIが定着するようサポートを強化していきます。また、AI活用の拡大に向けた機能や導入支援体制を整え、多様な業界の発展に寄与していく方針です。
最後に
AI技術は業務の効率化だけでなく、社員の働き方や思考をも変革する力を秘めています。伸栄商事の導入事例は、多くの企業にとっての参考となり、今後のAI活用のグローバルな動向に大いに影響を与えることでしょう。