在宅の酸素療法革新！武蔵医研による新クラウドファンディング

武蔵医研が挑む！在宅酸素療法の未来

近年、在宅医療の需要が高まる中、武蔵医研株式会社が新たなクラウドファンディングプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、約17万人の在宅酸素療法患者を対象に、より便利で快適な治療環境を提供しようとするものです。

武蔵医研の製品群

武蔵医研が提供する主な製品には、ポケットサイズの呼吸同調器「アイビー」と流量調整器「カルミア」があります。「アイビー」は在宅酸素療法における呼吸をサポートし、持ち運びが便利なデザインが特徴です。一方、「カルミア」は在宅用の酸素ボンベに取り付けることで、患者の状態に応じた適切な酸素流量を調整できる製品です。

これまでの進捗として、「アイビー」は順調に出荷を増やし、昨年からは「カルミア」の販売もスタートしています。また、院内用の流量調整器の開発にも力を入れており、安全で使いやすい製品を目指して試作を重ねています。

クラウドファンディングの目的

今回のクラウドファンディングは、医療従事者のニーズに応じた次世代のソリューションを開発し、販売ルートを拡大することを目的としています。この募集は2022年3月5日から始まり、上限金額は30,086,000円と設定されています。一口ごとの投資額は9万8千円で、最大5口までの申し込みが可能です。

資金調達を通じて、武蔵医研は事業の成長を図り、より多くの患者に革新をもたらす製品を提供することを目指しています。

強みと未来への展望

武蔵医研の強みは、代表の徳山が医療機器業界での11年にわたる経験を活かし、患者のニーズを正確に把握し、それに基づいた製品開発を行っている点です。社内には、センサーや基盤といった精密機器の研究開発に特化したチームが存在し、新製品の開発に向けたノウハウが蓄積されています。

今後、医師や代理店と連携し、日本全国の医療施設への製品導入を進めるとともに、ユーザーの声を反映した酸素吸引療法専用の統合型呼吸同調器の開発を推進することで、さらなる成長が期待されます。