ウルルの光のアート「フィールド・オブ・ライト」が再登場
オーストラリアのウルル-カタ・ジュタ国立公園内にあるエアーズロック・リゾートの目玉「フィールド・オブ・ライト」が、ついに大規模な改修を終え、その展示期間が2027年4月まで延長されることが発表されました。このインスタレーションは、イギリスのアーティスト、ブルース・マンロー氏によるもので、2016年に初めて公開されて以来、73万人以上の訪問者を魅了し続けています。
大規模改修の内容
この改修では、マンロー氏のチームが50,000本の発光体と光ファイバーを一新し、視覚的な美しさをさらに引き立てました。この光の展示はサッカーコート7面に相当する広さを持っており、オーカーやディープバイオレット、ブルー、ホワイトの色が変化する様子は、現実を超えた幻想的な世界に人々を引き込むことでしょう。
また、特別なダイニング体験「A Night at Field of Light」もアップグレードされ、革新されたカナッペやビュッフェメニューが登場。新たに導入された望遠鏡で星空観察も楽しめるなど、洗練されたひとときを提供します。
インスタレーションの意味と歴史
このインスタレーションの名称、ティリ・ウィル・トゥジュタ・ニャクンチャクは、現地のピチャンチャチャラ語で「たくさんの美しい光を見る」という意味を持ちます。これは雨上がりの砂漠で花が咲き誇る様子を象徴しており、観光客に深い感動を与え続けています。
新たに生まれ変わった「フィールド・オブ・ライト」は、以下のような特徴を持っています。
- - ブルース・マンロー氏の初のソーラー発電インスタレーション:36台のポータブルソーラーパネルを使い、144台のプロジェクターと連携。
- - 構成部品は30万点以上:大規模な工事の成果がここにあります。
- - 面積は49,000平方メートル以上:広大なエリアが光に包まれます。
- - 光ファイバーは380km以上:シドニーからワガワガ、またはロサンゼルスからラスベガスの距離に相当。
- - 制作には合計8,700時間以上:慎重にデザインされ、多くの時間をかけて完成されました。
ブルース・マンロー氏は、「ウルルで『フィールド・オブ・ライト』を創ることは私の夢の実現でした。この地の風景にインスパイアされた作品が、今も輝き続けていることを心から嬉しく思います」と語っています。
展示チケット情報
「フィールド・オブ・ライト」のチケットは以下の通りです。
- 大人: AUD$48
- 子供: AUD$35
- 大人: AUD$118
- 子供: AUD$75
- - A Night at Field of Light(カナッペ、3コースビュッフェ、ドリンク、星空解説、ディジュリドゥ演奏付き)
- 2025年3月31日まで: 大人AUD$335、子供AUD$168
- 2025年4月1日~2026年3月31日: 大人AUD$355、子供AUD$178
「フィールド・オブ・ライト」の詳細やチケット情報は、公式ウェブサイトからご確認できるので、ぜひ訪れてみてください。