イケアの平等への取り組み
2025-08-08 15:38:24

イケアが考える未来の家での平等:第2回シンポジウムの開催

イケアが目指す未来の家の平等



2023年8月1日、イケア・ジャパン株式会社が制定した「やっぱり家の日」は15周年という節目の年を迎えました。この日、イケアは産官学の協力を得て、未来の「家での平等」について考えるシンポジウム「Life at Home 2050」の第2回目を開催しました。主催者のペトラ・ファーレ社長は、このシンポジウムの趣旨として『より快適な毎日を、より多くの方々に』というビジョンを掲げています。

シンポジウムの目的と内容


シンポジウムの冒頭では、記念動画が公開され、イケアの理念がより多くの人に浸透することを目指しました。ペトラ社長は、平等は家庭から始まると強調し、「家での小さな変化が社会全体に影響を与える」と述べました。この取り組みは、未来に向けて家での平等を実現するためのアクションを起こすことを目的としています。

プロジェクトに関わるイケア・ジャパンのコミュニケーションビジネスパートナー、大谷陽子氏が、昨年実施した「家での暮らし」調査結果を振り返り、日々のコミュニケーションが家庭内の平等のカギであることを示しました。

ボーダレスな対話の重要性


このシンポジウムでは、共創宣言として「ボーダレスな対話と学びほぐしを通じて、暮らしの『あたりまえ』を解放します」というスローガンを掲げ、参加者たちに多様な視点での気づきを促しました。また、新たに制作された絵本「たびする家」を紹介し、子どもたちに自分らしいライフスタイルを考える機会を提供しました。この絵本の制作は、あたりまえを見直すきっかけとしても機能しています。

パネルディスカッション


シンポジウムの後半では、東京科学大学の治部れんげ氏をモデレーターに、UN Women日本事務所長の焼家直絵氏や、認定NPO法人フローレンスの前田晃平氏が加わり、家族の平等や男性の家庭参加についてディスカッションが行われました。前田氏は、自身の育休取得体験を元に、育休取得率の向上が今後の社会に与える影響について語りました。焼家氏は、家庭と職場における平等の関連性を指摘し、その重要性を問い直しました。

ワークショップの実施


シンポジウムの後に、IKEA Familyメンバーを対象にしたワークショップが行われ、参加者は絵本に基づいて2050年の理想の家を描くことにチャレンジしました。参加者からは、「子どもには好きなものに囲まれて暮らしてほしい」というメッセージが寄せられ、親子でのコミュニケーションが重要であることが再確認されました。

未来を見据えた取り組み


イケアはこれからも、一人ひとりが「この家が好き」と感じられる瞬間を増やすために、様々なアプローチを続けていきます。「家での平等」という複雑な問題に向き合い、社会全体にポジティブな影響を与えるための努力を続けるとしています。このような取り組みによって、全ての人が満たされる暮らしを実現する一助となることを目指しています。

引き続き、この取り組みの成果に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
イケア・ジャパン株式会社
住所
千葉県船橋市浜町2-3-30
電話番号
0570-01-3900

関連リンク

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