三木市空き家バンクの情報をアットホームと連携し全国発信へ！

三木市空き家バンクがアットホームと連携

兵庫県三木市が運営する「三木市空き家バンク」が、アットホーム株式会社とAPIを通じて連携を開始することを発表しました。この連携は2024年11月から実施され、三木市内の空き家情報がアットホームのシステムにも自動的に反映されるというものです。このシステムにより、物件情報の登録や更新作業が大幅に簡素化され、運営の効率が飛躍的に向上します。

連携の意義

このようなデータ連携の実現により、三木市は空き家情報を全国の消費者に広く届けることが可能になります。これまでの運営上の課題を克服し、より多くの人々に三木市内の物件に関する情報を提供できるようになるのです。移住を考える人々にとって、地方の分かりやすい情報は非常に重要です。

三木市の仲田一彦市長も「今回の連携により、当市の空き家情報が全国に発信できることを期待しています」と語っており、移住希望者に対するサポート体制が強化されることが見込まれています。

三木市の魅力

三木市は、大阪や神戸といった大都市へのアクセスも良く、生活環境も整っています。三木山総合公園や三木山森林公園といった自然豊かな環境が魅力で、医療機関やスーパー等の日常生活に必要な施設も充実しています。また、市では高校生までの医療費完全無償化や、保育料の半額支援といった子育て支援にも力を入れています。

さらに、「トカイナカ三木新生活応援事業」では、39歳までの移住世帯に最大100万円の支援が提供されるなど、移住に対する魅力も増しています。このように、三木市は移住者にとって非常に住みやすい地域であると言えるでしょう。

アットホーム空き家バンクの取り組み

アットホーム株式会社は、2017年から「全国版空き家・空き地バンク」の運営を行っており、全国の空き家情報を集約し、消費者に向けて地域の魅力や移住に関する情報を提供してきました。2024年10月末の時点で、参画自治体は831、掲載物件数は9,000件以上に上ります。今回の三木市との連携により、さらなる情報の流通が期待されています。