人生の岐路を乗り越える
2024-06-28 15:25:58

人生の転換期を乗り越えるためのヒント:TEDトーク400万回再生の著者が語る「岐路」の克服法

人生最大の転換期を乗り越えるためのヒント:TEDトーク400万回再生の著者が語る「岐路」の克服法



「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーリストに名を連ね、TEDトークで400万回再生を記録したブルース・ファイラー氏が、3年間かけて全米各地の人々から集めた225人分の「人生の物語」を分析。その結果、困難な状況を乗り越え、新たな生き方を見出した人々の共通点や、転換期を乗り切るための具体的な方法を明らかにした書籍『人生の岐路に立ったとき、あなたが大切にすべきこと』が、2024年6月28日に発売されました。

本書では、製薬会社CEOの辞任、トラック運転手の転職、車椅子生活を余儀なくされた元アイスホッケー選手など、さまざまな人生の転換点を経験した人々のリアルなストーリーが紹介されています。

ファイラー氏は、これらの物語から、困難な状況を乗り越えるための重要な3つの要素を提唱しています。

1. 人生を「物語」に変換し、意味を作り出す



人生の出来事を、意味のある章に分けて物語として語ることで、困難な状況を乗り越え、人生の流れの中にうまく組み込んでいくことができるといいます。

具体的には、過去と現在を意識的に距離を置くこと、ポジティブな言葉を使うこと、そしてエンディングを確定させることが重要です。

2. 「破壊的要因」を再出発のきっかけに変える



本書では、日々の生活を阻む出来事、たとえばストレス要因や危機、問題などを「破壊的要因」と定義しています。これらの出来事は、必ずしも悪いものではありません。むしろ、再出発のきっかけになる可能性を秘めているのです。

ファイラー氏は、225人のエピソードから52もの「破壊的要因」を特定し、それらを「愛」「アイデンティティ」「信念」「仕事」「身体」の5つのカテゴリーに分類しています。

3. バランスのとれた生活に必要な「3つの要素」



ファイラー氏は、人生における「意味」は一つだけではないと主張しています。仕事、家族、健康、社会貢献など、それぞれに異なる「意味」が存在し、人によってその優先順位は異なるのです。

本書では、これらの様々な「意味」の構成要素と、人々がそれらに対し、どのように優先順位をつけるのかを詳細に分析しています。

人生は常に流動的であることを受け入れる



人生は、私たちが思うようにコントロールできるものではありません。常に変化し、予測不能な出来事が起こります。しかし、その中で大切なのは、流れに身を任せ、変化を受け入れることです。

ファイラー氏は、本書の中で「敢えて潮に身を任せ、激流のなかで踊ることを選択」すべきだと説いています。

困難な状況を乗り越え、自分の人生を「物語」として語る



『人生の岐路に立ったとき、あなたが大切にすべきこと』は、人生の転換期に直面している人、自己成長や自己啓発に興味がある人、そして人生の意味や目的を見つけるためのヒントを探している人におすすめの一冊です。

本書を読めば、困難な状況を乗り越え、自分の人生を「物語」として語り、新たな生き方を見出すためのヒントが得られるでしょう。


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