第一工科大学が輝く瞬間
2025年12月6日、長崎県島原市で行われた「第43回九州学生駅伝対校選手権」において、第一工科大学が見事に優勝を果たしました。この勝利は、本学にとって3年ぶり、そして通算21回目となる栄冠です。大会は九州地区の大学が参加し、全7区間・57.75kmから成る高地を駆け抜ける熱戦で、毎年多くの注目が寄せられています。
島原学生駅伝の魅力
島原学生駅伝は、その美しい自然環境と厳しい起伏を持つコースから、「九州の箱根駅伝」とも称される大会です。多くの大学生たちがその名誉を賭けて参加し、競技の質とレベルは年々向上しています。このような環境の中で勝利を収めたことは、第一工科大学にとって誇るべき成果となりました。
勝利の背後にある努力
優勝を果たしたことにより、来年度の出雲全日本大学選抜駅伝への出場権も得た本学。この“九州王者”の称号だけでなく、全国大会への挑戦へと導く道が開けたことで、選手たちのモチベーションも高まる一方です。今回の勝利は競技部の継続的な努力と団結力の賜物であり、本格的な成長の一歩とも言えるでしょう。
主将のコメント
工学部環境エンジニアリング学科4年の中村凌也主将は、優勝が決まった瞬間、多くの思い出がよみがえってきたと語ります。個人的には悔いが残るレースだったものの、チーム全体の努力が実を結んだ瞬間に感謝の気持ちでいっぱいになりました。この4年間の競技生活を振り返り、仲間たちとの経験を胸に、来年度の出雲駅伝でさらなる挑戦をしたいと意気込みを語りました。
大会最優秀選手の栄光
大会最優秀選手に輝いたのは、同じく4年の出水愛翔選手です。彼は、「優勝できて嬉しい」と語り、エースとしての自覚を持って臨んだ練習の成果が実った瞬間について感動を表しました。同期や後輩に対する感謝も忘れず、全国大会での目標に向けて気を引き締める様子が印象的でした。
監督の尽力
岩本泉監督は、選手たちの努力が勝利に結びついたことに感謝し、チーム全体の団結力が重要な役割を果たしたと強調しました。また、来年度の出雲駅伝にも意識を置き、さらなる挑戦への準備に気を引き締めています。
今後の展望
第一工科大学は、今後もスポーツと学業を両立するアスリートの育成に力を入れていく方針です。今回の優勝を礎に、選手たちのさらなる成長を実現する支援体制の充実を図ります。この素晴らしい結果を手にし、今後の全国大会でも本学の強みである粘り強さとチームワークで堂々と挑戦し続けていく所存です。
学長のメッセージ
都築明寿香学長は、第一工科大学が持つ独自の教育理念をもとに、選手たちが成長し続けることを期待すると共に、支えてくださったすべての方々に感謝の意を伝えました。これからも第一工科大学の活躍にご注目ください。