鷺沼商店会の挑戦
2025-09-10 13:11:53

川崎市鷺沼商店会による地域活性化ライブ配信プロジェクトの始動

鷺沼商店会のライブ配信プロジェクト



川崎市の鷺沼地域では、商店会のメンバーが集まり、地域の魅力を取り上げた新しいライブ配信番組『さぎぬま推し!LIVE』が始まりました。このプロジェクトは、地域の店舗やサービスを紹介する内容で、地元住民が主役となることを目指しています。

この企画は、株式会社クリップの代表・宮本哲也さんが中心となり、約30年にわたるテレビ番組制作の経験を生かして展開されています。宮本さんは、商店会との連携を通じて地域の課題をエンターテイメントの力で解決したいと考え、今回はなぜライブ配信の形を選んだのか、その理由を詳しく伺いました。

1. ライブ配信を始めた背景


駅前の再開発に伴い、鷺沼商店街には大型ショッピング施設の取り壊しが進み、地域の魅力が失われつつあるという危機感から、情報発信の必要性が高まりました。従来のSNSやパンフレットだけでは限界がある中、視覚的な要素を生かしたライブ配信を導入することで、より多くの地域情報を届けようという考えに至ったのです。

2. 『さぎぬま推し!LIVE』について


番組では、エステサロンや寝具店、カイロプラクティックなど、地元のプロたちが自らの知見を元に様々なテーマで情報を発信しています。7月16日、8月18日、9月8日と3回にわたってYouTube Liveで配信されたこの番組では、多彩な内容が展開され、地元の詳しいニーズに応える役割を果たしてきました。次回は10月4日(土)の「さぎ沼祭り」の前夜に配信が予定されています。

3. 地元のプロたちが参加


今回の配信には、さぎ沼商店会のメンバーが複数参加し、それぞれの専門性を生かして情報提供を行っています。エステティシャンの方は、美容に関するアドバイスを行い、カイロプラクティックの専門家は健康についてのポイントをシェアしました。また、寝具店のオーナーが「疲れた体を癒す寝具」について実践的な情報を提供し、専門知識が視聴者に伝わる場面もありました。地域のお店の魅力を、プロの知恵を通じて知ってもらうことが目的です。

4. 商店会の取り組みと努力


鷺沼商店会は、オンライン配信だけではなく、地域の防犯対策や街の整備などにも取り組んでいます。配信中には地元の学校の教師から「商店会の活動を生徒にも伝えたい」とコメントが寄せられたこともあり、地域とのつながりの重要性が再確認されました。商店会自身も住民とのコミュニケーションを深め、より活気ある街づくりのために努力しています。

5. 今後の展望


今後、ライブ配信を通じて地元商店の魅力をより多くの人に伝え、最終的にはEコマースなどと結びつけてファンを育てることが目指されています。商店会はさらなるイベントや企画を模索し、地域の人々と協力しながら、より多くの人に街の魅力を発信していく方針です。消費者と商店がつながる新たな形式の提案に向け、挑戦は続いていくでしょう。

6. 地域の魅力を発信し続ける


商店会が取り組むこのライブ配信プロジェクトは、単なる情報発信を超えて、地域の人々が自らの文化や商品の魅力を再認識し、さらなる盛り上がりをもたらすきっかけとなっています。地域の宝である店舗やサービスがもっと知られるために、今後も継続的な努力が期待されます。

このライブ配信を通じて、私たちは地域のつながりや魅力を再発見し、それを再興させる力を持つことを実感できるのです。エンターテインメントの力で、地域の活性化を目指す『さぎぬま推し!LIVE』から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社クリップ
住所
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-13-10 吉村ビル107号
電話番号

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