ジダーノワの個展
2025-01-31 15:54:58

映像作家ジダーノワ アリーナの個展「Fictitious」が大阪で開催

ジダーノワ アリーナの個展「Fictitious」について



映像作家のジダーノワ アリーナが個展「Fictitious」を、大阪のN projectで開催します。この展覧会は2025年の2月14日から3月13日までの間、アートファンや一般観客を楽しませる内容となっております。

アーティスト紹介


ジダーノワ アリーナはロシアのモスクワに誕生し、生後わずか1年で北海道に移り住みました。その後、京都市立芸術大学の大学院で博士過程を修了し、現在は京都を拠点に映像作家およびキュレーターとして活動しています。彼女の作品は、国内外での多様なリサーチ成果に基づいており、特に記憶や忘却、そしてそこから再構築される人格の表現に焦点を当てています。

受賞歴には、第2回CAF賞の最優秀賞や、京都新鋭選抜展での最優秀賞が含まれ、その実績は広く認められています。

展示内容


本展では、ジダーノワが創作した映像作品の数々が展示されます。その中でも特に注目なのが、《いまと私、わたしともうひとり》という主要作品です。この映像作品は、誰もが体験する可能性のある忘却により、人格が如何に再構成されるかを探求しています。映像の中では、作家自身の語りが交互に現れる構成となっており、記憶の断片をつなぎ合わせるような深い洞察を提供しています。

また、「Suitcase」という作品も展示されます。こちらでは、4つの架空の人格が旅する様子を描いており、それぞれの人格がスーツケースに詰め込まれています。これらの映像作品は、アーカイブ・ドローイングという技法を用いて制作されており、時間の経過と共に形を変えていく様子が特徴で、記憶の修復やストーリーテリングの曖昧さを視覚的に表現しています。

展示の詳細


  • - 会期: 2025年2月14日(金)~3月13日(木)
  • - 開廊時間: 月~金 10:00-17:00、土 11:00-18:00、日祝休廊
  • - 場所: N project (大阪市北区西天満5-8-8 2F)
  • - アクセス: JR東西線「大阪天満宮駅」または、大阪メトロ谷町線・堺筋線「南森町駅」から徒歩5分

トークイベントの開催


さらに、本展では関連トークイベントも予定されています。テーマは「想起と忘却の交差点:アートと認知心理学の境界を超えて」。

  • - 日時: 2月22日(土)14:00-15:00
  • - 登壇者: ジダーノワ アリーナ と 堀田千絵(心理学博士、京都市立芸術大学准教授)
  • - 参加費: 無料(事前申し込み必要、定員20名)

参加を希望する方は、N projectの専用申込フォームからお申し込みください。詳細は公式サイトやSNSでも確認できます。

お問い合わせ


ご不明な点がございましたら、N projectへ直接お問い合わせください。
  • - E-mail: info_osaka@nukaga.co.jp
  • - Tel: 06-6362-1038

本展を通じて、ジダーノワ アリーナが携わる独自の映像作品に触れる貴重な機会をお見逃しなく。


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会社情報

会社名
株式会社ぬかが
住所
東京都中央区銀座2-3-2銀座エイコービル 3階
電話番号
03-5524-5544

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