DNP、PRIDE指標4年連続ゴールド受賞!LGBTQ+への理解促進に向けた積極的な取り組み
大日本印刷株式会社(DNP)が、LGBTQ+(性的マイノリティ)の雇用環境に関する指標である「PRIDE指標」において、最高位のゴールドを4年連続で受賞しました。これは、同社がLGBTQ+への理解促進と、多様性と包摂(D&I)を重視する企業文化の醸成に積極的に取り組んでいる証です。
DNPは、「DNPグループ行動規範」において「人類の尊厳と多様性の尊重」を掲げ、あらゆる個人の多様性を尊重する姿勢を明確にしています。そして、「人的資本ポリシー」に基づき、D&I推進の中期ビジョンとして「インクルージョンがあたりまえになっている」状態を目指し、具体的な施策を展開しています。
具体的な取り組み:
1. トップメッセージの発信:
代表取締役副社長と常務取締役が、「work with Pride」の企業経営者アライネットワーク「Pride1000」に参加し、LGBTQ+アライ(支援者)として社内外にメッセージを発信することで、トップダウンでの取り組み姿勢を示しています。
2. 社内向け取り組み:
LGBTQ+理解促進研修の実施: 2024年は4月と10月に、LGBTQ+当事者を講師として招いた研修を全国の拠点で開催。多くの社員が参加し、理解促進を図りました。
アライ社員の拡大: 社内ネットワークを通じた当事者とアライの交流促進、アライコミュニティメンバー同士や当事者限定の対話会などを開催することで、相互理解を深めています。
ダイバーシティウィークの実施: 2024年2月には「ダイバーシティウィーク」を開催。カミングアウトをテーマにした映画上映会や対話会を実施し、社員間の理解を深める機会を設けました。
3. 社外向け取り組み:
Pride Action30への協賛: 20の企業・団体が連携する「Pride Action30」に協賛。プライド月間には日本経済新聞に全面広告掲載し、企業主体のLGBTQ+フレンドリーな環境づくりを呼びかけました。
work with Pride実行委員会への参画: LGBTQ+の人々の企業における働きやすさの向上を推進する「work with Pride2023実行委員会」に参画しています。
プライドハウス東京への協賛: 性的マイノリティに関する正しい理解に向けた情報発信を行う「プライドハウス東京」を継続的に支援しています。
これらの多角的な取り組みを通して、DNPはLGBTQ+を含むすべての社員が働きやすい環境づくりに尽力しています。PRIDE指標での4年連続ゴールド受賞は、その取り組みの成果を示すものであり、今後のさらなる発展が期待されます。DNPの取り組みは、他の企業にとっても、多様性と包摂を推進する上で参考となる好事例と言えるでしょう。
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