新CEOの就任と新体制について
2018年1月1日、株式会社グレイワールドワイドは新たに落合由紀子氏が代表取締役社長兼CEOに就任し、渋谷由美氏が会長に就任したことを発表しました。この人事は、長い歴史を持つ同社にとって新たなスタートとなります。
落合氏は、外資系広告代理店を経て2011年にグレイワールドワイドに合流しました。その後、エクゼクティブ・アカウント・ディレクター、チーフ・オペレーティング・オフィサーなどを歴任し、多くのブランドを成功へと導いてきました。これまでの豊富な経験を活かし、落合氏は今後の広告業界の変化に迅速に対応していく意向を示しています。
「2017年、グレイワールドワイドは100周年を迎えました。CEOに就任することは大変光栄であり、同時に広告業界の変革への責任を感じています。新たな組織体制の強化を図り、クライアントに信頼される存在を目指す」と語りました。
新しい経営陣のメンバーも発表されており、次の通りです:
- - 代表取締役社長 兼 CEO:落合由紀子
- - チーフ・ファイナンシャル・オフィサー(CFO):熊倉努
- - エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター(ECD):尾形靖
- - エグゼクティブ・アカウント・ディレクター、チーフ・デジタル・オフィサー:速水大剛
- - チーフ・グロース・オフィサー:満井礼紀
- - 会長:渋谷由美
この新体制は、広告業界の急速な変化に応じた戦略的な動きを示しており、特にグローバルに展開しているグレイグループの理念「SPEED」「AGILITY」「EXPAND THE DEFINITION OF CREATIVITY」「DIVERSITY」を基盤にした施策が期待されます。
グレイワールドワイドは1963年に設立され、現在96カ国、154都市に拠点を持つ国際的な広告代理店です。クライアントに対して効果的なアイデアを提供し、生活者をファンへと変えていくことに注力しています。また、親会社であるWPPは国際的な広告会社として有名で、成長を続けるブランドを支援してきました。
今後の見通し
落合新CEOとともに、グレイワールドワイドはさらなる発展を目指し、クライアントとの関係強化に努めることが期待されています。広告技術の進化やマーケティング手法の変化に柔軟に対応しながら、持続可能な成長を目指す姿勢は今後のアプローチにおいても大きな鍵となるでしょう。社員一同、心を一つにして日々の業務に臨む姿勢が求められます。
この新体制の動きは、過去の蓄積を活かしながら新しい風を吹き込み、今後の広告業界において重要な役割を果たすことになるでしょう。今後の展開に注目が集まります。