139年の歴史を持つ化粧品メーカーが教育支援へ!
創業139年、美と健康を追求し続ける株式会社桃谷順天館(本社:大阪府大阪市中央区)は、2024年7月1日に一般財団法人桃谷政次郎記念財団を設立しました。
この財団設立の背景には、創業者の「人の悩みを解決したい」という強い思いがあります。桃谷順天館の前身である薬種商「正木屋」の11代目にあたる創業者、桃谷政次郎は、妻のニキビを治すために日本初の西洋医学処方である「にきびとり美顔水」を開発しました。この創業者の精神は、139年経った現在も受け継がれ、ウェルネス事業や災害支援、コロナ禍における医療従事者支援など、様々な形で社会貢献活動を行ってきました。
そして、現代社会における教育格差という課題に対し、未来の日本を担う若者への支援という形で、新たな一歩を踏み出しました。
給付型奨学金で、学業に専念できる環境を
桃谷政次郎記念財団では、日本国内に所在する大学・大学院に在籍する学生に対して、学力優秀でありながら経済的理由で就学が困難な学生に、給付型の奨学金を提供します。これは、従来の貸与型奨学金とは異なり、卒業後の返済負担がなく、学生が安心して学業に専念できる環境を提供することを目的としています。
教育を通じた日本の経済発展への貢献
財団設立の目的は、教育の機会均等を促進し、人材育成を通じて日本の経済発展に貢献することです。人口減少や収入格差が拡大する現代社会において、経済的な理由で才能が埋もれてしまうことは、大きな損失です。桃谷政次郎記念財団は、給付型奨学金を通じて、将来を担う人材を育成し、日本社会の持続可能な発展に貢献していくことを目指しています。
2024年度募集要項は7月中旬頃に発表予定
奨学金の募集要項は、2024年7月中旬頃に財団のホームページで公開される予定です。詳細な情報については、財団ホームページをご確認ください。
桃谷順天館グループの理念
桃谷順天館グループは、「人と地球の美しい未来を創る ~For Beauty and Well-being~」をパーパスに掲げ、4社からなるグループ経営を行っています。創業から139年培ってきた技術力と品質力をさらに進化させ、国内外で包括的に『美』を提供する企業グループを目指しています。