マクニカ、最優秀賞受賞
2025-05-14 13:17:02
マクニカがキャリアオーナーシップ経営AWARD 2025で最優秀賞を2年連続受賞
マクニカが受賞した理由と取り組み
株式会社マクニカが、キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2025において、2年連続で「最優秀賞(大企業の部)」を受賞したことを発表しました。今年の受賞は特に「人事/HRの変革部門」においてのもので、その成果が高く評価されました。
受賞の背景
審査員からは、マクニカの経営方針が強調されています。特に、パーパスの浸透とキャリア支援が高い次元で結びついた実践例としての評価がありました。従来の職務の枠を超えて、全社員に「価値向上職」や「変化創出職」といった新たな職務モデルを示すことで、個人の成長とビジョンの実現を促す環境が整えられた点が画期的です。
また、人事制度のリフレッシュだけでなく、全階層を対象とした「MAC University」という新たな人材開発体系の構築も注目されています。これにより、キャリアチェンジの障壁が軽減され、異職種への挑戦も促進されています。社員に対するサーベイ結果も、パーパスの浸透度向上を示す良好なデータを示しており、変革が文化として根付いている証拠とされています。
さらに、報酬体系や役職の定年制度の見直しが、社員の挑戦を支える土台となっている点も評価の一因です。経営自身もこの変革プロセスに参加し、様々な施策が実施されたことで、制度改革の実効性が高められています。これにより、キャリアオーナーシップ経営の先進的な事例として位置付けられているのです。
マクニカの取り組み
マクニカは、社員一人ひとりの働きがいと成長を追求しています。その実現に向けて、以下の2つの施策を掲げています。
1. 人事制度の刷新
新しい人事制度は2024年4月から施行され、パーパス実現のために「ケイパビリティ強化」と「変革」の加速というコンセプトがあります。特に、変化に対応できる能力を持つ人材の育成が重要視されています。
従来の職務区分を廃止し、職務の質に基づいた新たな体系を整備し、専門能力のある人材が活躍できる場を提供することで、社員の成長とチャレンジを支援しています。
2. 人材開発体系(MAC University)の導入
10年以上続いている研修プログラムを見直し、次の十年に向けた人材開発体系に進化させました。この新しいプログラムは、各階層に新たな研修を導入し、全社員が3年間で段階的に研修を受ける予定です。
各研修には、自身のキャリアを見つめ直すプログラムが含まれ、社員が自らの職務や適性について考え、キャリアプランを明確にするサポートが行われます。
このように、マクニカの取り組みは制度設計、文化の醸成、個別支援の三位一体で進行しています。キャリアオーナーシップを軸にした高い競争力のモデルを作り出し、さらなる進化も期待されています。
今後の展望
マクニカは今後も「人が全て、人にはじまり、人に終わる。」という考えに基づいた人的資本経営を推進し、オープン、フェア、シンプルといった企業文化を大切にしながら、社員一人ひとりが社会に対して高い価値を提供できる企業を目指します。この取り組みが、マクニカの成長と関わるすべての人々にとっての新たな未来を拓くことに繋がることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社マクニカ
- 住所
- 電話番号
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