一冊の会56周年
2020-10-27 18:30:37

NPO法人一冊の会が56周年を迎えオンライントークを開催

NPO法人一冊の会が56周年を迎えた特別企画



NPO法人一冊の会は、今年56周年を迎え、記念すべきトークイベントを開催します。このイベントは、大槻明子会長を迎え、11月から来年の1月にかけて全3回にわたって行われます。一冊の本や一本の鉛筆の力が未来の人づくりに寄与してきた奇跡を振り返るシリーズとして、多くの方々に参加していただきたいと思います。

イベント概要



このオンライントークは、以下の日程で開催されます。講演のテーマは、会の歴史と活動の足跡をつづるものであり、特に一冊の会の誕生や発展、教育事業の国際的な広がり、そして東日本大震災への支援活動に焦点を当てます。

  • - 第1回(11月28日): 組織の誕生・発展
  • - 第2回(12月19日): 世界での活動の広がり
  • - 第3回(1月16日): 東北へ向けた支援活動

すべての回は、午後2時から4時までの2時間を予定しており、無料で参加できます。参加を希望される方は、事務局までお名前やご所属を記入の上で申し込む必要があります。

一冊の会の取り組み



1964年に設立された一冊の会は、当初幼児を対象にした読み聞かせからスタートしました。その後、男女平等を訴え、養老院などへの支援事業も発展させていきました。活動を続ける過程で、核問題に対する意識も強く持ちながら、被爆体験者の講演会や教育活動を通して次世代へその思いを伝えています。

特に注目すべきは、初代事務長である被爆者女性が抱えていた使命感であり、彼女の顕彰が今も続く一冊の会の活動の根底にあります。私たちのスローガン「名誉・地位・財産・学歴・国籍・年齢にかかわらず、みんなで語り合おう!」は、今現在も重要なメッセージとして受け拾られています。

大槻会長の思想と成果



大槻明子会長は、1975年の第1回世界女性会議に参加し、女性の地位向上のために尽力してきました。その後も国際連合の活動に関連しながら、識字支援や国際的な教育事業を展開し、これまでに74カ国への支援を行ってきました。また、東日本大震災以降も定期的に支援活動を行い、被災地区への見舞いや植樹活動にも貢献しています。

最近では、マレーシアでの国際的なリーダーシップ賞を受賞し、さらに国際社会に貢献できる人材を育てる決意を新たにしています。これらの活動を通じて、一冊の会は持続可能な開発目標(SDGs)に向けた啓発を推進し、女性が社会で活躍する重要性を訴え続けています。

参加方法



興味のある方はぜひご参加ください。参加費は無料で、メールでのお申し込みが必要です。詳細については一冊の会事務局までお問い合わせください。私たちと共に、人づくりの未来を考える貴重な時間を過ごしてみませんか。

このイベントを通じて、一冊の会の活動に触れ、今後の社会づくりへの理解を深めることができれば幸いです。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人一冊の会
住所
東京都新宿区大京町5番地
電話番号
03-5379-0822

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