リベリカの未来
2023-10-12 14:20:02
希少コーヒー「リベリカ」が2050年問題の救世主となるか
希少コーヒー「リベリカ」が2050年問題の救世主となるか
近年、気候変動の影響がコーヒー産業に大きな影響を及ぼしていることが懸念されています。その中で、リベリカ種のコーヒーが注目を浴びています。この希少なコーヒーは、2050年問題への解決策の一環として位置付けられています。
リベリカ種とは?
リベリカ種はコーヒーの3大原種のうちの1つですが、世界での流通量はわずか1%と非常に希少です。主に生産国で消費され、一部はヨーロッパなどへ輸出されていますが、日本での流通はほとんど見られません。リベリカ種のコーヒーチェリーは肉厚で、大きな果実を持っており、他の品種と比べても非常に多孔質な豆です。そのため、ナチュラル精製で丁寧に仕上げられると、特有の甘みと芳香を持つ香味へと醸成されます。
リベリカ種は、その独特な風味で知られており、強い甘さに加え、ジャックフルーツやチョコレート、ナッツのような香りも楽しめます。これにより、コーヒー好きの間では新たなブームが期待されているのです。これまで知られることが少なかったリベリカ種ですが、農園主のジェイソン・リュー氏はこのコーヒーの可能性を語り、国際的にその存在を広めようと努力しています。
コーヒー2050年問題とは?
国際研究機関「ワールド・コーヒー・リサーチ」が警鐘を鳴らした「2050年問題」。それによれば、気候変動の影響でアラビカ種の栽培に適した地域は半減する可能性があると言われています。このような状況において、リベリカ種は気候への対応が容易で、特に平地での栽培が可能なため、栽培面でのリスクが低いのです。
リベリカ種のコーヒーは、その甘みと豊かな味わいから、多くの人々に受け入れられるポテンシャルを秘めています。そのため、リベリカの魅力を知ってもらうことが非常に重要とされています。
先行販売中のリベリカ商品
現在、応援購入サービス「Makuake」にてリベリカ種のコーヒーが先行販売中です。販売されている商品には、希少なリベリカ種を使ったコーヒードリップバックや、生豆、焙煎豆、さらには超々希少なアナエロビック豆もラインアップされています。これらの商品は、リベリカの特性を存分に楽しめるものばかりです。
この機会にぜひ、リベリカ種のコーヒーを試してみてはいかがでしょうか。コーヒーの選択肢を広げつつ、2050年問題の解決に向けた一歩を踏み出すチャンスです。リベリカの風味が、未来のコーヒー文化に新しい息吹をもたらすことが期待されています。特に、日本の市場において、リベリカはまだ未開拓の地であり、これからの展開が楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
一宮物産株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市淀川区西中島4-13-24花原第3ビル1F
- 電話番号
-
06-6886-5157